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2019.1 SDAccel™ 開発環境チュートリアル

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アクセラレーションされた FPGA アプアプリケーションの最適化手法

makefile の理解

この演習に必要なソース ファイルはすべて design フォルダーに含まれます。design フォルダーには、元のアプリケーション コードを含む cpu_src と、アクセラレーションされたアプリケーション コードを含む src と、makefile の 3 つのフォルダーが含まれます。

src フォルダーには、さらに 6 つのフォルダーが含まれ、各手順のソース ファイルが含まれます。次のディレクトリは、チュートリアルの各手順に該当しています。

チュートリアルの手順 関連ディレクトリ
C アプリケーションから SDAccel アプリケーションを作成 src/baseline
メモリ転送を最適化 src/localbuf
固定小数点データ型を使用して最適化 src/fixedpoint
データフローを使用して最適化 src/dataflow
順不同キューと複数のカーネルを使用 src/multicu

makefile の設定を使用すると、ソフトウェア エミュレーション、ハードウェア エミュレーション、Alveo アクセラレータ カードのハードウェアを実行できます。

デザインをビルドする makefile の設定

デザインをビルドするには、次のコマンドを使用します。

make build TARGET=<sw_emu/hw_emu/hw> STEP=<baseline/localbuf/fixedpoint/dataflow/multicu/> SOLUTION=1

チュートリアルに基づいてコードをアップデートするため、src ディレクトリだけでなく、reference-files ディレクトリも提供されています。makefile ターゲットに SOLUTION=1 を設定すると、reference-files ディレクトリのファイルを直接使用できます。

たとえば、ベースライン演習用にハードウェア エミュレーションの xclbin をビルドするには、次のコマンドを使用します。

make build TARGET=hw_emu STEP=baseline SOLUTION=1

デザインを実行する makefile の設定

デザインをエミュレーションまたはハードウェアで実行するには、次のコマンドを使用します。

make run TARGET=<sw_emu/hw_emu/hw> STEP=<baseline/localbuf/fixedpoint/dataflow/multicu> SOLUTION=1 [NUM_FRAMES=1]

NUM_FRAMES オプションでは、ホスト アプリケーションの実行に使用される入力ビデオ フレーム数を定義します。ソフトウェアおよびハードウェア エミュレーションの場合は、NUM_FRAMES を 1 に設定してエミュレーション時間を削減します。ハードウェア実行の場合は、ビデオ ファイル全体が使用されるので、このオプションは使用しないでください。

たとえば、ベースライン手順のためにハードウェア エミュレーションを実行するには、次のコマンドを使用します。

make run TARGET=hw_emu STEP=baseline SOLUTION=1 NUM_FRAMES=1

プロファイルおよびタイムライン トレース レポートを生成する makefile の設定

デザインのパフォーマンスを解析するには、レポートを確認する必要があります。レポートの詳細は、「アクセラレーションされたアプリケーションをビルドして実行するための基本的な概念」チュートリアルのプロファイルおよびトレース レポートの生成演習を参照してください。

次のコマンドを使用して、プロファイル サマリ レポートとタイムライン トレース レポートを生成します。

make gen_report TARGET=hw_emu STEP=multicu

このコマンドを実行すると、プロファイル サマリおよびタイムライン トレース レポートが生成されます。上記のコマンドでは、次のレポートが生成されます。

  • sdaccel_profile_summary_hw_emu.html
  • sdaccel_timeline_trace_hw_emu.wdb

プロファイルおよびタイムライン トレースを表示する makefile の設定

  1. 次のコマンドを使用して、プロファイル サマリ レポートを表示します。

    make view_prof_report TARGET=hw_emu STEP=multicu
    

    makefile は次のコマンドを使用して、プロファイル サマリ レポートを開きます。

    firefox sdaccel_profile_summary_hw_emu.html
    
  2. 次のコマンドを使用して、タイムライン トレース レポートを表示します。

    make view_timeline_trace TARGET=hw STEP=multicu
    

    makefile は次のコマンドを使用して、SDx を起動してタイムライン トレース レポートを表示します。

    sdx -report sdaccel_timeline_trace_multicu.wdb
    

クリーンアップの makefile の設定

前に生成したビルドをクリーンアップするには、次のコマンドを使用します。

make clean TARGET=hw_emu STEP=baseline

これにより、ベースライン バージョンのデザイン用にハードウェア エミュレーションで生成されたファイルが削除されます。



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