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2019.1 SDAccel™ 開発環境チュートリアル

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SDAccel 入門コース

SDAccel 実行モデル

概要

SDAccel™ アクセラレーション アプリケーションは、ソフトウェア プログラムとハードウェア アクセラレーションされたカーネルを含む FPGA バイナリの 2 つのコンポーネントで構成されます。これら 2 つのコンポーネント間の制御および通信は、ザイリンクス ランタイム ライブラリ (XRT) で管理されます。

  • C/C++、および OpenCL™ のような API 呼び出しを使用して記述されたソフトウェア プログラムは x86 サーバーで実行されます。
  • ハードウェア アクセラレーションされたカーネルは Alveo™ アクセラレータ カード上のザイリンクス FPGA デバイスで実行されます。

ザイリンクス ランタイム (XRT) で管理されるソフトウェア プログラム内の API 呼び出しにより、ホストとデバイス間でデータが転送され、カーネルが実行され、最適に同期されます。ホスト x86 サーバーとアクセラレータ カード間の通信には、PCIe バスが使用されます。データは、ソフトウェア プログラムから指定したカーネルに直接送信されるか、グローバル メモリ (ソフトウェアとカーネルの両方からアクセスされる共有メモリ空間) に含められます。

次の図は、このアクセラレーション プラットフォームの一般的な構造を示しています。

host_fpga_partition_structure

右側の FPGA ハードウェア プラットフォームにはハードウェアアクセラレーションされたカーネル、グローバル メモリとメモリ転送用の DMA が含まれます。カーネルは 1 つまたは複数のグローバル メモリ インターフェイスを含むことができ、プログラマブルです。

SDAccel 環境実行モデルでは、次が実行されます。

  1. ホスト アプリケーションは PCIe インターフェイスを介して、カーネルで必要とされるデータを接続されたデバイスのグローバル メモリに書き込みます。
  2. ホスト アプリケーションは、その入力パラメーターを使用してカーネルを設定します。
  3. ホスト アプリケーションは FPGA のカーネル関数の実行を開始します。
  4. カーネルは必要な計算をし、グローバル メモリからのデータの読み出しを必要に応じて実行します。
  5. カーネルがグローバル メモリにデータを書き戻し、ホストにタスクが終了したことを通知します。
  6. ホスト アプリケーションは、グローバル メモリからホスト メモリにデータを転送するか、別のカーネルにデータを送信して処理します。

次のステップ

開発システムをインストールして設定し、SDAccel 開発環境を使用してホスト プログラムとハードウェア カーネルをビルドします。Alveo アクセラレータ カードを開発システムまたは運用システムにインストールして設定します。詳細...



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この資料は表記のバージョンの英語版を翻訳したもので、内容に相違が生じる場合には原文を優先します。資料によっては英語版の更新に対応していないものがあります。日本語版は参考用としてご使用の上、最新情報につきましては、必ず最新英語版をご参照ください。