mml2vgm mml command list manual

音源について

Conductor
例えばループコマンドなど特殊なコマンドのみをサポートする仮想音源です。
YM2612
Support type: FM 6Ch
YM2612(XGM/2)
Support type: FM 6Ch
YM2612(Ch3 Ex)
Support type: FM Ch3Extend mode
YM2612(Ch3 Ex)(XGM)
Support type: FM Ch3Extend mode
YM2612(6ChPCMmode)
Support type: PCM 1Ch
YM2612(6ChPCMmode)(XGM)
Support type: PCM 4Ch
SN76489
Support type: PSG 4Ch(sine wave)
RF5C164
Support type: PCM 8Ch
YM2610B(FM)
Support type: FM 6Ch
YM2610B(Ch3 Ex)
Support type: FM Ch3Extend mode
YM2610B(SSG)
Support type: PSG 3Ch(sine wave)
YM2610B(ADPCM-A)
Support type: ADPCM 6Ch
YM2610B(ADPCM-B)
Support type: ADPCM 1Ch
YM2608(FM)
Support type: FM 6Ch
YM2608(Ch3 Ex)
Support type: FM Ch3Extend mode
YM2608(SSG)
Support type: PSG 3Ch(sine wave)
YM2608(RHYTHM)
Support type: PRESET FIXED ADPCM 6Ch
YM2608(ADPCM)
Support type: ADPCM 1Ch
YM2609(FM)
Support type: FM 12Ch
YM2609(Ch3 Ex)
Support type: FM Ch3Extend mode
YM2609(Ch9 Ex)
Support type: FM Ch9Extend mode
YM2609(SSG)
Support type: PSG 12Ch(sine/square/triangle/saw wave)
YM2609(RHYTHM)
Support type: PRESET FIXED ADPCM 6Ch
Support type: FIXED ADPCM-B 6Ch
YM2609(ADPCM)
Support type: ADPCM-A 3Ch
YM2203(FM)
Support type: FM 3Ch
YM2203(Ch3 Ex)
Support type: FM Ch3Extend mode
YM2203(SSG)
Support type: PSG 3Ch(sine wave)
YM2151
Support type: FM 8Ch
YM3526(FM)
Support type: FM 9Ch
YM3526(RHYTHM)
Support type: RHYTHM 5Ch
Y8950(FM)
Support type: FM 9Ch
Y8950(RHYTHM)
Support type: RHYTHM 5Ch
Y8950(ADPCM)
Support type: ADPCM 1Ch
YM3812(FM)
Support type: FM 9Ch
YM3812(RHYTHM)
Support type: RHYTHM 5Ch
YMF262(FM)
Support type: FM 18Ch
YMF262(RHYTHM)
Support type: RHYTHM 5Ch
SEGAPCM
Support type: PCM 8Ch
HuC6280
Support type: Wave Form 8Ch
C140
Support type: PCM 24Ch
C352
Support type: PCM 32Ch
AY8910
Support type: PSG 3Ch(sine wave)
YM2413(FM)
Support type: FM 8Ch
YM2413(RHYTHM)
Support type: PRESET FM 6Ch
K051649
Support type: Wave Form 6Ch
QSound
Support type: PCM 16Ch
K053260
Support type: PCM/DPCM 4Ch
GeneralMIDI
Support type: MIDI 16Ch
NES
Support type: Pulse 2Ch Triangle 1Ch Noise 1Ch DPCM 1Ch
DMG
Support type: Pulse 2Ch WF 1Ch Noise 1Ch

コマンド

書式について

コマンドは大文字小文字を区別する。
コマンド中のnは数値を表す。
$を付けると16進数と認識し、つづく2文字を1byteの数値として認識する。
必ず2文字、0～Fで記述すること。
数値は-2147483648 ～ 2147483647まで認識するが
実際に機能として成り立つかはコマンドやチャンネルによる。
小数や無理数、ましてや虚数などは認識しない。
コマンド中のxは文字を表す。xxxは複数文字を表す(改行や区切り文字までを認識する)。
nやxの後の数字は何個目のn(或いはx)かを示している。
省略可能な場合は()で括る

音色変更

Command
@
Format
@n
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- SN76489(PCM)
- YM2612(FM)
- YM2612X(FM)
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(PCM)
- YM2612X/2(PCM)
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2151
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- YM2413(FM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
音色を設定する
Description
音源の音色を変更します。
FM / Ch3Ex / WaveForm : FM音源の音色テーブルを参照します。
(YMF262のRHYTHMもFM音源の音色テーブルを参照します。)
PCM / ADPCM : PCM音源の音色テーブルを参照します。
YM2612X(PCM) : 最大63色まで定義できます。
YM2612X2(PCM) : 最大123色まで定義できます。
Pulse : Duty比の変更

PCM Map変更

Command
@
Format
@n
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- (TBD)YM2612
- YM2612X/2
- (TBD)YM2608(ADPCM)
- (TBD)HuC6280
Remark
PCM Mapを設定する
Description
PCMマッピングモードが有効時に、PCM Mapを変更します。
無効時(デフォルト)は、通常のPCMの音色を変更します。

音色変更(拡張モードのみ)

Command
@
Format
@n1,n2[,n3]
設定可能範囲
n1 : 0 ～ 255
n2 : 送信するスロットを列挙する
n3 :
1 Algorithmのみ送信 2 Feedback のみ送信 3/省略 AlgorithmとFeedbackの両方を送信
Support chips
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音色を設定する(拡張モードのみ)
Description
音源の音色を変更します。(拡張モードのみ)
スロット単位で音色を設定可能です

プリセット音色変更

Command
@I
Format
@In
設定可能範囲
n : 1 ～ 15
Support chips
- YM2413(FM)
Remark
プリセット音色を設定する
Description
音源がもつ固有の音色を設定します。

duty比変更

Command
@I
Format
@In
設定可能範囲
n : 0 ～ 9
Support chips
- YM2609(SSG)
Remark
duty比、或いは波形を設定する
Description
0:8/8 Pure square wave.
1:7/8
2:6/8
3:5/8
4:4/8
5:3/8
6:2/8
7:1/8
8:Triangle Wave
9:Saw Wave
10:User define wave 1
11:User define wave 2
12:User define wave 3
13:User define wave 4
14:User define wave 5
15:User define wave 6
@Wコマンドに影響を受けます。

波形変更

Command
@W
Format
@Wn
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- YM2609(SSG)
Remark
SSG音源の波形を変更する
Description
SSG音源の波形を変更します。
@Iコマンドに影響を受けます。
YM2609はduty比のパラメータに10～15の値を設定するとSSGのブロック毎に最大6音まで波形を選択することができます。
このコマンドはその波形を定義するとともに、チャンネルに合わせてduty比の値を設定します。
SSG ch1の場合はUser define wave 1に定義され、duty比 10が選択されます。
SSG ch2の場合はUser define wave 2に定義され、duty比 11が選択されます。
SSG ch3の場合はUser define wave 3に定義され、duty比 12が選択されます。

エンベロープ変更1

Command
@
Format
@n
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- SN76489(DCSG)
- YM2610B(SSG)
- YM2608(SSG)
- YM2609(SSG)
- YM2203(SSG)
- AY8910
Remark
エンベロープ音色を設定する
Description
エンベロープ(音量変化)を設定します。
エンベロープテーブルを参照します。

エンベロープ変更2

Command
@E
Format
@En
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- RF5C164
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- QSound
- K053260
Remark
エンベロープ音色を設定する
Description
エンベロープ(音量変化)を設定します。
エンベロープテーブルを参照します。
音色変更をもつ音源の場合にこちらの「@E」コマンドを使用します。

Tone Doubler変更

Command
@T
Format
@Tn
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2151
Remark
ToneDoublerのパターンを設定する
Description
ToneDoublerのパターンを設定します。
ToneDoublerテーブルを参照します。
OPN/OPMのFMのみのサポートです。

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンドその1

Command
@N
Format
@Nn
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- YM2612(FM)
- YM2612X/2(FM)
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2151
- YM2413(FM)
Remark
FM音色設定直前に、特殊処理をしない。
Description
FM音色設定直前に、特殊処理をしないことを明示的にしたい場合のみ使用します。
動作は通常の@コマンドと全く同じです。
OPN/OPM/OPLLのFMのみのサポートです。

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンドその2

Command
@R
Format
@Rn
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- YM2612(FM)
- YM2612X/2(FM)
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2151
- YM2413(FM)
Remark
FM音色設定直前に、RR(リリースレート)に15をセットする処理を追加で行う。
Description
FM音色設定直前に、RR(リリースレート)に15をセットする処理を追加で行います。
特殊処理を行うことで音色切り替え直後の発音を安定させることができます。
多くの場合、実チップは効果がありますがエミュレーションの場合は効果は薄いです。
OPN/OPM/OPLLのFMのみのサポートです。

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンドその3

Command
@A
Format
@An
設定可能範囲
n : 0 ～ 255
Support chips
- YM2612(FM)
- YM2612X/2(FM)
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2151
- YM2413(FM)
Remark
FM音色設定直前に、消音専用音色をセットする処理を追加で行う。
Description
FM音色設定直前に、消音専用音色をセットする処理を追加で行います。
特殊処理を行うことで音色切り替え直後の発音を安定させることができます。
多くの場合、実チップは効果がありますがエミュレーションの場合は効果は薄いです。
OPN/OPM/OPLLのFMのみのサポートです。

音長指定

Command
l
Format
ln1[`n2]
設定可能範囲
n1 : 未チェック
n2 : 未チェック
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
デフォルトとして使用される音の長さを指定する。
Description
ノートコマンド(後述)などで音長を省略した場合に使用される音の長さを指定します。
音の長さは4分音符の場合が4、8分音符の場合が８といった指定になります。
.（付点)を付けて指定することも可能です。
l16.の場合は付点16分音符の長さになります。
また、連符を指定することも可能です。
l12は4分の３連符です。
4分音符を３等分するので 4 x 3 = 12 となります。 5連符であれば 4 x 5 = 20です。
また、音符の実際の長さは分解能(ClockCount)に深く関係します。
分解能を音長で割ったとき余りが発生する場合は、正確にその音調が表現できません
例えば分解能が192のとき５連符20は割ると余り12が発生します。
必要な音長に合わせて分解能を調整する場合があったり、
余りの分を周辺の音符に振り分けて調整したりするなど工夫が必要になります。
`を指定するとデフォルト発音音長指定が可能です。

音長指定

Command
l#
Format
l#n[`#n]
設定可能範囲
n : 未チェック
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
デフォルトとして使用される音の長さをクロック単位で指定する。
Description
ノートコマンド(後述)などで音長を省略した場合に使用される音の長さを指定します。
音の長さはクロック数で指定します。
クロック数は分解能(ClockCount)に関係します。
例えば分解能が192のとき、4分音符のクロック数は 192 / 4 = 48 になります。
つまり、l#48 を指定すると4分音符の長さを指定したことになります。
前述のlコマンドでは表現できない微妙な長さを指定したい時や
効果音など細かい音長、音程指定が必要な場合に使用します。
`を指定するとデフォルト発音音長指定が可能です。

オクターブ絶対指定

Command
o
Format
on
設定可能範囲
n : -1 ～ 9
n : 1 ～ 8
n : 3 ～ 5 ( OPN2 PCMmode(現在は使用できません) )
n : 2 ～ 5 ( SEGAPCM , C140 )
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
オクターブを指定する。
Description
オクターブを絶対値として指定します。
基準の値は o4 です。

オクターブ相対指定

Command
> (上)
< (下)
Format
>
<
設定可能範囲
なし
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
現在を基準に、オクターブを上げたり下げる。
Description
現在を基準に、オクターブをひとつ上げたり下げます。
オクターブを上げたい場合は >
オクターブを下げたい場合は <
曲情報定義のOctave-RevをTRUEに設定すると効果を逆にすることができます。
このコマンドを実行すると音源ごとの最大値、最小値を超える場合は効果を発揮しません。
(無視します。)

ディチューン指定

Command
D
D<
D>
Format
Dn
Dn
設定可能範囲
n : 未チェック
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
音程を少しだけずらす。
Description
音程を音源ごとの( 最小単位 x n )分ずらします。
マイナスの値も指定可能です。
YM2151を除き、大概の音源は高音になるほど実際の変化量が大きくなります。
D<,D>は相対指定になります。

ボリューム絶対指定

Command
v
Format
vn
設定可能範囲
n : 0～127 (A)
n : 0～15 (B)
n : 0～31 (C)
n : 0～255 (D)
n : 0～65535 (E)
n : 0～256 (F)
Support chips
- YM2612 (A)
- YM2612X/2 (A)
- YM2612(Ch3 Ex) (A)
- YM2612X/2(Ch3 Ex) (A)
- SN76489 (B)
- RF5C164 (D)
- YM2610B(FM) (A)
- YM2610B(Ch3 Ex) (A)
- YM2610B(SSG) (B)
- YM2610B(ADPCM-A) (C)
- YM2610B(ADPCM-B) (D)
- YM2608(FM) (A)
- YM2608(Ch3 Ex) (A)
- YM2608(SSG) (B)
- YM2608(RHYTHM) (C)
- YM2608(ADPCM) (D)
- YM2609(FM) (A)
- YM2609(Ch3 Ex) (A)
- YM2609(Ch9 Ex) (A)
- YM2609(SSG) (B)
- YM2609(RHYTHM) (C)
- YM2609(ADPCM) (D)
- YM2203(FM) (A)
- YM2203(Ch3 Ex) (A)
- YM2203(SSG) (B)
- YM2151 (A)
- SEGAPCM (A)
- HuC6280 (C)
- C140 (A)
- C352 (F)
- AY8910 (B)
- YM2413(FM) (B)
- YM2413(RHYTHM) (B)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649 (B)
- QSound (E)
- K053260 (A)
- NES
- DMG
Remark
ボリューム(音量)を設定する。
Description
音量を音源ごとの範囲で設定します。

ボリューム相対指定

Command
) (上)
( (下)
Format
)n
(n
設定可能範囲
n : 0～127 (A)
n : 0～15 (B)
n : 0～31 (C)
n : 0～255 (D)
n : 0～65535 (E)
n : 0～256 (F)
Support chips
- YM2612 (A)
- YM2612X/2 (A)
- YM2612(Ch3 Ex) (A)
- YM2612X/2(Ch3 Ex) (A)
- SN76489 (B)
- RF5C164 (D)
- YM2610B(FM) (A)
- YM2610B(Ch3 Ex) (A)
- YM2610B(SSG) (B)
- YM2610B(ADPCM-A) (C)
- YM2610B(ADPCM-B) (D)
- YM2608(FM) (A)
- YM2608(Ch3 Ex) (A)
- YM2608(SSG) (B)
- YM2608(RHYTHM) (C)
- YM2608(ADPCM) (D)
- YM2609(FM) (A)
- YM2609(Ch3 Ex) (A)
- YM2609(Ch9 Ex) (A)
- YM2609(SSG) (B)
- YM2609(RHYTHM) (C)
- YM2609(ADPCM) (D)
- YM2203(FM) (A)
- YM2203(Ch3 Ex) (A)
- YM2203(SSG) (B)
- YM2151 (A)
- SEGAPCM (A)
- HuC6280 (B)
- C140 (A)
- C352 (F)
- AY8910 (B)
- YM2413(FM) (B)
- YM2413(RHYTHM) (B)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649 (B)
- QSound (E)
- K053260 (A)
- NES
- DMG
Remark
現在を基準に、音量を上げたり下げる。
Description
現在を基準に、音量をnだけ上げたり下げます。
音量を上げたい場合は )
音量を下げたい場合は (
このコマンドを実行すると音源ごとの最大値、最小値を超える場合は効果を発揮しません。
(最大値、或いは最小値のままになります。)

ADPCM-A/RHYTHM全体のボリューム絶対指定

Command
V
Format
Vn
設定可能範囲
n : 0～63
Support chips
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2609(RHYTHM)
Remark
ADPCM-A/RHYTHM全体のボリューム(音量)を設定する。
Description
ADPCM-A/RHYTHM全体の音量を設定します。
先ず、このコマンドでボリュームを設定し、vコマンドでチャンネルごとの音量を調整します。

マスターボリュームのボリューム絶対指定

Command
V
Format
Vn1,n2
Vn
設定可能範囲
n1 : 0～15 (左)
n2 : 0～15 (右)
n : 0～3
Support chips
- HuC6280
- NES(FDS)
Remark
HuC6280全体のボリューム(音量)を設定する。
NES(FDS)の全体のボリューム(音量)を設定する。
Description
HuC6280全体の音量を設定します。
先ず、このコマンドでボリュームを設定し、vコマンドでチャンネルごとの音量を調整します。
左右別々に音量設定可能です。
FDSの音量を設定します。

タイ

Command
&
Format
&
設定可能範囲
-
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
タイ。前後の音符をつなげる。(キーオフせずに次の音を発音する)
Description
タイ。前後の音符をつなげる。(キーオフせずに次の音を発音する)

レジスタ直接書き込み

Command
y
Format
yn1,n2
設定可能範囲
n1,n2 : 音源ごとに違うがもっぱら0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
音源にアドレスとデータを直接送信する。
Description
音源にアドレスとデータを直接送信します。
操作するにはある程度の音源の知識が必要になります。

レジスタ直接書き込み

Command
y
Format
yn1,n2,n3
設定可能範囲
n1,n2,n3 : 音源ごとに違うがもっぱら0～255の8bit値
Support chips
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
Remark
音源にポートとアドレスとデータを直接送信する。
Description
音源にポートとアドレスとデータを直接送信します。
操作するにはある程度の音源の知識が必要になります。

DT.MLレジスタ直接書き込み

Command
yDTML
Format
yDTML,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源にDT,MLのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にDT,MLのアドレスにデータを送信します。
DTとMLは音色パラメーターです。
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

TLレジスタ直接書き込み

Command
yTL
Format
yTL,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源のTLのアドレスにデータを送信する。
Description
音源のTLのアドレスにデータを送信します。
TLは音色パラメーターです。
送信時にはこの1つを8bit長に割り当てた値を指定します。

KS.ARレジスタ直接書き込み

Command
yKSAR
Format
yKSAR,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源にKS,ARのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にKS,ARのアドレスにデータを送信します。
KSとARは音色パラメーターです。
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

AM.DRレジスタ直接書き込み

Command
yAMDR
Format
yAMDR,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源にAM,DRのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にAM,DRのアドレスにデータを送信します。
AMとDRは音色パラメーターです。
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

SRレジスタ直接書き込み

Command
ySR
Format
ySR,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源のSRのアドレスにデータを送信する。
Description
音源のSRのアドレスにデータを送信します。
SRは音色パラメーターです。
送信時にはこの1つを8bit長に割り当てた値を指定します。

SL.RRレジスタ直接書き込み

Command
ySLRR
Format
ySLRR,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源にSL,RRのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にSL,RRのアドレスにデータを送信します。
SLとRRは音色パラメーターです。
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

SSGレジスタ直接書き込み

Command
ySSG
Format
ySSG,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源のSSGのアドレスにデータを送信する。
Description
音源のSSGのアドレスにデータを送信します。
SSGは音色パラメーターです。
送信時にはこの1つを8bit長に割り当てた値を指定します。

FB.ALレジスタ直接書き込み

Command
yFBAL
Format
yFBAL,n1
設定可能範囲
n1 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
音源にFB,ALのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にFB,ALのアドレスにデータを送信します。
FBとALは音色パラメーターです。
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

PAN,FB.AL(CON)レジスタ直接書き込み

Command
yPANFBAL
yPANFBCON
Format
yPANFBAL,n1
yPANFBCON,n1
設定可能範囲
n1 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源にPAN,FB,AL(CON)のアドレスにデータを送信する。
Description
音源にPAN,FB,ALのアドレスにデータを送信します。
PAN,FBとALは音色パラメーターです。
（CONはALの別名です。)
送信時にはこの3つを8bit長に割り当てた値を指定します。

PMS,AMSレジスタ直接書き込み

Command
yPMSAMS
Format
yPMSAMS,n1
設定可能範囲
n1 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源にPMS,AMSのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にPMS,AMSのアドレスにデータを送信します。
PMS,AMSは音色パラメーターです。
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

DT,MLレジスタ直接書き込み

Command
yDTML
yDTMUL
yDT1ML
yDT1MUL
Format
yDTML,n1,n2
yDTMUL,n1,n2
yDT1ML,n1,n2
yDT1MUL,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源にDT,MLのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にDT,MLのアドレスにデータを送信します。
DT,MLは音色パラメーターです。
(DT1はDTの別名です。)
(MULはMLの別名です。)
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

TLレジスタ直接書き込み

Command
yTL
Format
yTL,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源のTLのアドレスにデータを送信する。
Description
音源のTLのアドレスにデータを送信します。
TLは音色パラメーターです。
送信時にはこの1つを8bit長に割り当てた値を指定します。

KS.ARレジスタ直接書き込み

Command
yKSAR
Format
yKSAR,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源にKS,ARのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にKS,ARのアドレスにデータを送信します。
KSとARは音色パラメーターです。
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

AM.DRレジスタ直接書き込み

Command
yAMDR
yAMED1R
Format
yAMDR,n1,n2
yAMED1R,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源にAM,DRのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にAM,DRのアドレスにデータを送信します。
AMとDRは音色パラメーターです。
(AMEはAMの別名です。)
(D1RはDRの別名です。)
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

DT2.SRレジスタ直接書き込み

Command
yDT2SR
yDT2D2R
Format
yDT2SR,n1,n2
yDT2D2R,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源にDT2,SRのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にDT2,SRのアドレスにデータを送信します。
DT2とSRは音色パラメーターです。
(D2RはSRの別名です。)
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

SL.RRレジスタ直接書き込み

Command
ySLRR
yD1LRR
Format
ySLRR,n1,n2
yD1LRR,n1,n2
設定可能範囲
n1 : オペレーター1～4
n2 : データ。0～255の8bit値
Support chips
- YM2151
Remark
音源にSL,RRのアドレスにデータを送信する。
Description
音源にSL,RRのアドレスにデータを送信します。
SLとRRは音色パラメーターです。
(D1LはSLの別名です。)
送信時にはこの2つを8bit長に割り当てた値を指定します。

LFO設定

Command
M
Format
Mx1x2n1,n2,n3,n4,n5,n6,n7,n8,n9
Mx1x2n0,n1,n2,n3,n4,n5,n6,n7,n8,n9
設定可能範囲
x1 : 識別子 P/Q/R/S(1パート当たり4種類定義、使用できる)
x2 : 種類 T/V/H/W(T:音量(トレモロ) V:音程(ビブラート) H:ハードウェア W:ワウ)
n0 : Slot 1234(ワウのみ。slot番号を列挙) n1 : Delay 0 ～ ClockCounter
n2 : Speed 1 ～ 255
n3 : Delta -32768 ～ 32767
n4 : Depth 0 ～ 32767
n5 : Type 0 ～ 4
n6 : Sw 0 ～ 1
n7 : Trans -32768 ～ 32767
n8 : Depth speed 0 ～ 255
n9 : Depth delta -32768 ～ 32767
Support chips
- Conductor 未対応
- YM2612 T/V/H/Wに対応
- YM2612X/2 T/V/H/Wに対応
- YM2612(Ch3 Ex) T/V/Hに対応
- YM2612X/2(Ch3 Ex) T/V/Hに対応
- YM2612(Ch6PCMmode) 未対応
- YM2612X/2(Ch6PCMmode) 未対応
- SN76489 T/Vに対応
- RF5C164 T/Vに対応
- YM2610B(FM) T/V/H/Wに対応
- YM2610B(Ch3 Ex) T/V/Hに対応
- YM2610B(SSG) T/Vに対応
- YM2610B(ADPCM-A) Tに対応
- YM2610B(ADPCM-B) T/Vに対応
- YM2608(FM) T/V/H/Wに対応
- YM2608(Ch3 Ex) T/V/Hに対応
- YM2608(SSG) T/Vに対応
- YM2608(RHYTHM) Tに対応
- YM2608(ADPCM) T/Vに対応
- YM2609(FM) T/V/H/Wに対応
- YM2609(Ch3 Ex) T/V/Hに対応
- YM2609(Ch9 Ex) T/V/Hに対応
- YM2609(SSG) T/Vに対応
- YM2609(RHYTHM) Tに対応
- YM2609(ADPCM) T/Vに対応
- YM2203(FM) T/V/H/Wに対応
- YM2203(Ch3 Ex) T/V/Hに対応
- YM2203(SSG) T/Vに対応
- YM2151 T/V/H/Wに対応
- SEGAPCM T/Vに対応
- HuC6280 T/V/Hに対応
- C140 T/Vに対応
- C352 T/Vに対応
- AY8910 T/Vに対応
- YM2413(FM) T/Vに対応
- YM2413(RHYTHM) T/Vに対応
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649 T/Vに対応
- QSound T/Vに対応
- K053260 T/Vに対応
- NES T/V/Hに対応
- DMG T/V/Hに対応
Remark
LFOを設定し有効にする。
Description
LFOを設定します。
またハードウェアLFO以外はSコマンドの効果もあり、LFOが有効になります。
LFOはチャンネル毎に設定することができます。
LFOは種類(音量、音程、ハードウェア)に関わらず、P/Q/R/S の4種類を使用することができます。
音量LFOは複数重ねてセットすることができます。
音程LFOは複数重ねてセットすることができます。
ハードウェアLFOは音源によりますが基本一つだけセットできます。
設定項目説明
- Slot ワウ指定時に、指定したSlotのTLに対してLFO処理を行う。
- Delay 発音してからLFOの効果が開始されるまでの時間をクロック数で指定する。
- Speed LFOの1処理あたりの変化速度をクロック数で指定する。1が一番早い変化。
- Delta LFOの1処理あたりの変化量を指定する。音程或いは音量に毎度この値が加算(減算)される。
- Depth LFOの最大の変化量を指定する。上記Deltaを加算した結果変化量がこの値に達した場合に減算に変わる。
- Type LFOの波形を指定する。
  - 0:三角波
  - 1:のこぎり波
  - 2:矩形波
  - 3:ワンショット
  - 4:ランダム
- Sw スイッチ。0を指定すると動作しない。よって1固定。Sコマンドの値とは別管理。
- Trans
  - 位相。LFOの変化量に加算される。例えば矩形波指定のLFOでバッテリー効果を出すのに使用する。
    例えば、eを発音した場合のLFOがdfdf...と繰り返すような場合2度分の位相を指定して egeg...と演奏させるイメージ。
- Depth speed
  - 指定した数だけDepth値に達成するとDepthDelta分だけDepth値が増えます。0の時は動作しません。
- Depth delta
  - Depthが増える値。
- ハードウェアLFO
  - ハードウェアLFOはSコマンドによる制御必須。
    (Sコマンドによってパラメータが送信されるため)
  - OPN系(YM2203除く)
    : Mx1Hn1,n2,n3,n4
    n1 : Delay(無視されます)TBD
    n2 : Freq(0 - 7)
    n3 : PMS(0 - 7)
    n4 : AMS(0 - 3)
    n5 : Switch(0必須)TBD
  - OPM
    : Mx1Hn1,n2,n3,n4,n5
    n1 : LFO波形(0 - 3)
    n2 : LFRQ(0 - 255)
    n3 : PMD(0 - 127)
    n4 : AMD(0 - 127)
    n5 : LFO RESET(SYNC)(0 - 1)
  - HuC6280
    : Mx1Hn1,n2,n3
    n1 : Control(n= 0(Disable),1-3(Ch2波形加算))
    n2 : Freq(n= 0-255)
    n3 : Ch2Freq(n= 0-4095)
  - NES
    : Mx1Hn1,n2
    n1:Sweep Speed(0 ~ 7)
    n2:Sweep ShiftCount(-7 ~ 7)
  - DMG
    : Mx1Hn1,n2
    n1:Sweep Speed(0 ~ 7)
    n2:Sweep ShiftCount(-7 ~ 7)

RR15キーオン処理スイッチ設定

Command
TT
Format
TTxn
設定可能範囲
x : スイッチ ON/OF(ON:ON OF:OFF)
n : ON時のみ。指定クロック前にRRに15をセットする(0 ~ ) 省略時は1
Support chips
- YM2151(FM)
- YM2203(FM)
- YM2608(FM)
- YM2610B(FM)
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2609(FM)
Remark
キーオン時にRRを15にセットするモードを開始/停止
Description
キーオン時にRRを15にセットするモードを有効、無効を設定します。

ボリューム設定抑制スイッチ設定

Command
TG
Format
TGx
設定可能範囲
x : スイッチ ON/OF(ON:ON OF:OFF)
Support chips
- YM2151(FM)
- YM2203(FM)
- YM2608(FM)
- YM2610B(FM)
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2609(FM)
Remark
ボリューム設定時、値をTLに送信抑制します
Description
ボリューム設定時、値をTLに送信抑制モードを有効、無効を設定します。

LFOスイッチ設定

Command
S
Format
Sxn
設定可能範囲
x : 識別子 P/Q/R/S(1パート当たり4種類定義、使用できる)
n : スイッチ 0/1(0:OFF 1:ON)
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
LFOのスイッチ
Description
LFOをスイッチとして有効、無効を設定します。
Mコマンドで設定した内容が、0で無効、1で有効になります。

AMS値音量LFO感度1

Command
MAMS
Format
MAMSn
設定可能範囲
n : AMS値音量LFO感度 0 ～ 7
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
AMS値音量LFO感度を設定し有効にする。
Description
AMS値音量LFO感度を送信します。

AMS値音量LFO感度2

Command
MAMS
Format
MAMSn
設定可能範囲
n : AMS値音量LFO感度 0 ～ 3
Support chips
- YM2151
Remark
AMS値音量LFO感度を設定し有効にする。
Description
AMS値音量LFO感度を送信します。

PMS値音程LFO感度1

Command
MPMS
Format
MPMSn
設定可能範囲
n : PMS値音程LFO感度 0 ～ 3
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
PMS値音程LFO感度を設定し有効にする。
Description
PMS値音程LFO感度を送信します。

PMS値音程LFO感度2

Command
MPMS
Format
MPMSn
設定可能範囲
n : PMS値音程LFO感度 0 ～ 7
Support chips
- YM2151
Remark
PMS値音程LFO感度を設定し有効にする。
Description
PMS値音程LFO感度を送信します。

休符

Command
r
Format
r(n)
設定可能範囲
n : 未チェック。省略可能。
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
休符
Description
指定の長さ、又はlコマンドで指定した分だけ休みます。
長さはClockCount(#)値の指定も可能です。

歌詞

Command
"
Format
"xxx"(n)
設定可能範囲
xxx : 歌詞。文字列。
n : 未チェック。省略可能。
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
歌詞
Description
歌詞を表示後、指定の長さ、又はlコマンドで指定した分だけ休みます。
長さはClockCount(#)値の指定も可能です。

繰り返し

Command
[
]
/
Format
[
](n)
/
設定可能範囲
n : 未チェック。省略可能。
省略は2と同等
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
括ったコマンドを繰り返す
Description
[と]で括ったmmlコマンドを指定の回数だけ、繰り返して演奏します。
省略時は2回演奏します。
括った中に/コマンドを指定すると最後の繰り返し時にそのコマンド以降を演奏しません。
ネスト可能です。
演奏結果は展開したものを演奏するのと同じになります。ループ突入時の状態を保持しません。
Example
[cde]2
cdecde と演奏します
[cde]
cdecde と演奏します
[cd/e]
cdecd と演奏します
[cd[e]]
cdeecdee と演奏します
[cd<e]
cd<e>cd<e ではなく
cd<ecd<e と演奏します

連符

Command
{
}
Format
{
}(n)
設定可能範囲
n : 未チェック。省略可能。
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
括ったノートコマンドを指定した長さで演奏する
Description
{と}で括ったノートコマンドをノートの個数で分割した指定の長さで演奏します。
長さ省略時はlコマンドで指定した長さになります。
長さが割り切れない場合は余りが均等に1ClockCountづつ振り分けられます。
当然、振り分けられないコマンドが発生しますが無視します。
括られたコマンドは長さを指定できません。
括ることが可能なコマンドに制限があります。
c , d , e , f , g , a , b , r , o , < , > , v , p (未調査)
ネスト可能ですが、ネスト中の音長指定は無視されます。

パート別リプレース

Command
[|
|
|]
Format
[|n
|n
|]
設定可能範囲
n : 有効パート数。範囲未チェック。省略時は1とする。
Support chips
- All Chips
Remark
[|と|]で括った範囲をパート別指定した範囲で演奏する
Description
[|と|]で括った範囲をパート別指定した範囲で演奏します。
括った範囲内の|で次のパートが演奏する内容になります。
ネスト不可能です。
パート別アルペジオと併用不可能です。
[|を見つけると、パートの記述欄を参照し、自分(コンパイルしようとしている現在のパート)が何番目の位置にあたるか調べます。
そのあと自分の位置にあたる区域だけを有効としてあとは|]まで読み捨てます。
|を指定するたびに次のパートの区域に切り替わります。
但し、nを指定することで同じ区域を連続したパートに割り当てることが可能です。

パート別アルペジオ

Command
[ ]
Format
[ ]
設定可能範囲
Support chips
- All Chips
Remark
[と]で括った範囲をパート別に切り替えながら発音する
Description
[と]で括った範囲をパート別に切り替えながら演奏します。
パートごとに順番に発音します。キーオンのタイミングでパートが切り替わります。
ネスト不可能です。
パート別リプレースと併用不可能です。
パートの記述欄を参照して、自分が何番目になるかきまります。
[`のとき、デフォルト発音音長はデフォルト音長がセットされます。

エンベロープ

Command
EON
EOF
Format
EON
EOF
設定可能範囲
なし
Support chips
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(SSG)
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
エンベロープの開始(EON)、停止(EOF)
Description
エンベロープを開始(EON)、または停止(EOF)します。

ハードウェアエンベロープ

Command
EHON
EHOF
EHT
EH
Format
EHTn
EHn
設定可能範囲
n : 未チェック
Support chips
- YM2610B(SSG)
- YM2608(SSG)
- YM2609(SSG)
- YM2203(SSG)
- AY8910
Remark
ハードウェアエンベロープの開始(EHON)、停止(EHOF)、タイプ(EHT)、周波数(EH)
Description
ハードウェアエンベロープを開始(EHON)、または停止(EHOF)します。
ハードウェアエンベロープの種類(EHT)を設定します。
ハードウェアエンベロープの周波数(EH)を設定します。

サウンドレングス(ハードウェアエンベロープ)

Command
EHON
EHOF
EHT
Format
EHTn
設定可能範囲
n : 未チェック
Support chips
- NES
- DMG
Remark
サウンドレングスの開始(EHON)、停止(EHOF)、長さ(EHT)
Description
サウンドレングスを開始(EHON)、または停止(EHOF)します。
サウンドレングスの長さ(EHT)を設定します。

ハードウェアエンベロープ(NES,DMG)

Command
EH
Format
EHn
設定可能範囲
n : (-7 ～ 7)
Support chips
- NES
- DMG
Remark
ハードウェアエンベロープのスピード
Description
ハードウェアエンベロープのスピードを指定します。
0でハードウェアエンベロープは無効です。
+値で減衰、-値で増幅します。

ハードウェアエンベロープ同期モード

Command
HSON
HSOF
HSO
H>
H<
HSD
HSTN
HSTF
Format
HSON
HSOF
HSOn
H>
H<
HSDn
HSTN
HSTF
設定可能範囲
n : 未チェック
Support chips
- AY8910
- YM2203
- YM2608
- YM2609
- YM2610/B
Remark
ハードウェアエンベロープ同期モードの開始(HSON)、停止(HSOF)、
オクターブ設定(HSO)、オクターブ相対設定(H>,H<)、ディチューン(HSD)、トーン発音(HSTN)、トーン消音(HSTF)
Description
ハードウェアエンベロープ同期モードの開始(HSON)、停止(HSOF)、
オクターブを設定します(1～6)(HSO)、
オクターブを相対指定で設定します(H>,H<)、
発音時のエンベロープスピードにディチューン値を加えます(HSD)、
トーンを重ねて発音します(HSTN)、
トーンを重ねず発音します(HSTF)
使用するとエンベロープスピードを音程に合わせて設定するモードになります。
EHTコマンドでエンベロープ波形を選択できます。
エンベロープスピードはFNUM_(ChipName).txtに定義されています。

アルペジオ

Command
APON
APOF
AP
Format
APON
APOF
APn
設定可能範囲
n : 未チェック
Support chips
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(SSG)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(SSG)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(SSG)
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
アルペジオの開始(APON)、停止(APOF)、定義番号指定(APn)
Description
アルペジオを開始(APON)、または停止(APOF)します。
APnを使用してアルペジオの定義番号を指定します。

コマンドアルペジオ

Command
CAON
CAOF
CA
Format
CAONn
CAOFn
CAn1,n2
設定可能範囲
n : アルペジオスロット (0 - )
n1 : アルペジオスロット (0 - )
n2 : 定義番号(0 - 255)
Support chips
- All chips
  但し、実際に使用できるかはアルペジオに指定したコマンドに依存する
Remark
アルペジオの開始(CAONn)、停止(CAOFn)、定義番号指定(CAn1,n2)
Description
アルペジオを開始(CAON)、または停止(CAOF)します。
CAを使用してアルペジオの定義番号を指定します。
コマンドアルペジオは番号違いのアルペジオスロットを指定することで複数同時使用が可能です。
コマンドを連続で送信することになるのでデータ量の多いコマンドはchipに大きな負荷をかけることになります。
よって、実Chipを使用する場合は注意してください
使用可能なコマンドは
@:音色 p:パンニング P:ノイズ/トーンミキサ w:ノイズ周波数 wf:DCSG3chFreq y:yコマンド
です。

位相リセット

Command
PRON
PROF
Format
PRON
PROF
設定可能範囲
無し
Support chips
- YM2609(SSG)
Remark
位相リセットの開始(PRON)、停止(PROF)
Description
位相リセットを開始(PRON)、または停止(PROF)します。
開始するとキーオン時に位相をリセットするようになります。

逆位相

Command
PRV
Format
PRVn
設定可能範囲
0 - 3 (Def : 0)
Support chips
- YM2609(SSG)
Remark
逆位相設定
Description
逆位相を設定します。
0で無効、1で右、2で左、3で両方の出力を逆位相にします。

ポルタメント

Command
PO
POS
POR
POL
__
Format
POn1,n2,n3
POSn1
PORn2
POLn3
__
設定可能範囲
n1 : スイッチ 0でポルタメント無効それ以外で有効 (範囲チェック無し)
n2 : 開始ノート差分半音単位で指定したノートを基準に開始ノートを指定(範囲チェック無し)
n3 : 長さクロック指定(範囲チェック無し)
Support chips
- All chips
  但し、固定音程の音源は意味なし
Remark
MIDI風ポルタメント
Description
MIDI風ポルタメントを設定します。
__は直後のノートのみに有効なポルタメントになります。
___は直後のノートのみに有効なポルタメントになります。直前のノートに影響を受けず、必ずn2から音程が算出されます。

ボリュームコマンド対象オペレータ指定

Command
VOP
Format
VOPn
設定可能範囲
n : スロットの番号(1～4)を列挙する。0を指定すると既存動作となる
Support chips
- YM2612(FM)
- YM2612X/2(FM)
- YM2610B(FM)
- YM2608(FM)
- YM2609(FM)
- YM2609(FM)
- YM2203(FM)
Remark
ボリュームコマンド対象オペレータ指定
Description
ボリュームコマンドの対象となるオペレータ指定を指定します。
デフォルトは0で音色のアルゴリズムに対応したオペレータが音量設定の対象となります。
割り当てたいスロット番号(1～4)を列挙してください。
Example
VOP234 オペレータ2,3,4を割り当てます。

TLオフセット

Command
TLOFS
Format
TLOFSONn1,n2
TLOFSOFn1
設定可能範囲
n1 : 定義番号 n2 : スロットの番号(1～4)を列挙する
Support chips
- YM2612(FM)
- YM2612X/2(FM)
- YM2610B(FM)
- YM2608(FM)
- YM2609(FM)
- YM2203(FM)
Remark
TLオフセットの開始、停止
Description
TLオフセットを開始、または停止します。
定義された内容によってTLを制御します。
割り当てたいスロット番号(1～4)を列挙してください。
Example
TLOFSON1,234 スロット2,3,4に定義番号1を割り当てます。

効果音モード

Command
EXON
EXOF
EX
Format
EXON
EXOF
EXn
設定可能範囲
n : スロットの番号(1～4)を列挙する
Support chips
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
効果音モードの開始(EXON)、停止(EXOF)、割り当て(EX)
Description
効果音モードを開始(EXON)、または停止(EXOF)します。
また、EXコマンドで使用するスロットを割り当てます。
割り当てたいスロット番号(1～4)を列挙してください。
Example
EX234 スロット2,3,4を割り当てます。

効果音モードを利用したスロットディチューン

Command
EXD
Format
EXDn1,n2,n3,n4
設定可能範囲
n1～n4 : slot1～4のデチューン値
Support chips
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
効果音モードのスロットディチューン
Description
効果音モードを利用しスロットディチューンします。

効果音モードを利用したスロット毎fnum固定モード

Command
EXF
Format
EXFn1,n2,n3,n4
設定可能範囲
n1～n4 : slot1～4のfnum値(16bit)
Support chips
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2203(Ch3 Ex)
Remark
効果音モードを利用しスロット毎にfnumを固定する
Description
効果音モードを利用しスロット毎にfnumを固定します。
ブランクに指定すると固定を解除します。
16進指定の場合は数値を必ず4桁記述してください。

キーオンディレイ

Command
KD
Format
KDn
設定可能範囲
n : スイッチ(0:OFF 1:ON)
Support chips
- YM2612(FM Ch)
- YM2612X/2(FM Ch)
- YM2610B(FM Ch)
- YM2608(FM Ch)
- YM2609(FM Ch)
- YM2203(FM Ch)
Remark
キーオンディレイ
Description
キーオンディレイ機能の有効無効を切り替えます。

キーオンディレイ

Command
KD
Format
KDn1,n2,n3,n4
設定可能範囲
n1～n4 : ディレイ値
Support chips
- YM2612(FM Ch)
- YM2612X/2(FM Ch)
- YM2610B(FM Ch)
- YM2608(FM Ch)
- YM2609(FM Ch)
- YM2203(FM Ch)
Remark
キーオンディレイ
Description
キーオンディレイのディレイ値を指定します。
SLOT1～4の順に必ず4つ指定します。
ディレイ値を指定することで、
発音したときにスロット毎の発音タイミングをずらすことが出来ます。
この形式で指定するとキーオンディレイのスイッチが自動的にONになります。
但し、4つ全て0を指定するとスイッチが自動的にOFFになります。

曲全体ループ

Command
L
Format
L
設定可能範囲
なし
Support chips
- Conductor(推奨)
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
曲全体のループ位置指定
Description
曲全体がデータの最後まで演奏したとき、ループで戻る位置を指定します。
かなりの曲者コマンドです。Conductorで使用することをお勧めします。

ジャンプ

Command
J
Format
J
設定可能範囲
なし
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
指定した位置まで演奏をスキップする。
Description
指定した位置まで演奏をスキップします。
主にデータ作成途中に使用します。
指定位置まで一気にデータを送るので、
実チップの場合はもたることがあると思われます。
複数指定した場合は最後のJが有効になります。

ゲートタイム指定

Command
q
Format
qn
q*n
設定可能範囲
n : チェックなし
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
ゲートタイム指定(クロック数で指定)
Description
ゲートタイムを指定します。
音長分のクロック数からn引いた分が実際に発音する長さになります。
*を指定した場合は、
クロック数分が実際に発音する長さになります。
音長分の長さを超える場合は音長分に、
1クロック未満の長さの場合は1クロック分に調整されます。

ゲートタイム割合指定

Command
Q
Format
Qn
設定可能範囲
n : 1 ～ 8
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
ゲートタイム指定(8段階の割合で指定)
Description
ゲートタイムを指定します。
音長を８段階に分けた長さの内、どれだけ発音し続けるかを指定します。
*を指定した場合は、
音長から8段階に分けた長さを引いた分だけ、発音します。
音長分の長さを超える場合は音長分に、
1クロック未満の長さの場合は1クロック分に調整されます。

ノイズモード指定1

Command
w
Format
wn
設定可能範囲
n : 0 ～ 7
Support chips
- SN76489
Remark
ノイズモード指定
Description
ノイズのモードを指定します。

SN76489(DCSG)Ch3周波数直接指定

Command
wf
Format
wfn
設定可能範囲
n : 0 ～ 1023
Support chips
- SN76489
Remark
SN76489(DCSG)Ch3周波数直接指定
Description
SN76489(DCSG)のCh3周波数を直接指定します。主にCh4のノイズの周波数設定用として使用します。

ノイズ周波数

Command
w
Format
wn
設定可能範囲
n : チェック無し
Support chips
- YM2610B(SSG)
- YM2608(SSG)
- YM2609(SSG)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- HuC6280
- AY8910
Remark
ノイズ周波数指定
Description
ノイズ周波数を指定します。

ノイズモード指定2

Command
P
Format
Pn
設定可能範囲
n : 1 ～ 3
Support chips
- YM2610B(SSG)
- YM2608(SSG)
- YM2609(SSG)
- YM2203(SSG)
- AY8910
Remark
ノイズモード指定
Description
ノイズのモードを指定します。
1:トーン
2:ノイズ
3:トーン＆ノイズ

ノイズスイッチ

Command
P
Format
Pn
設定可能範囲
n : 0 ～ 1
Support chips
- YM2151
- HuC6280
- C352
Remark
ノイズスイッチ
Description
ノイズのスイッチ。
0:OFF
1:ON

PCMモードスイッチ

Command
m
Format
mn
設定可能範囲
n : 0 ～ 1
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- HuC6280
Remark
PCMモードスイッチ
Description
PCMモードスイッチ
YM2612,YM2612X/2はCh6だけ。
HuC6280はチャンネルごとに指定可能です。
0:OFF
1:ON

PCMマッピングモードスイッチ

Command
mon
mof
Format
mon
mof
設定可能範囲
無し
Support chips
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
Remark
PCMマッピングモードスイッチ
Description
PCMマッピングモードスイッチ
YM2612X/2のPCMChごとに指定可能です。
mof:OFF
mon:ON
このモードを有効にすると音符コマンドごとに音色を切り替えるようになります。
音符ごとにどの音色を再生させるかは@PMコマンドで定義します。

Rhythmモードスイッチ

Command
m
Format
mn
設定可能範囲
n : 0 ～ 1
Support chips
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(RHYTHM)
Remark
Rhythmモードスイッチ
Description
Rhythmモードスイッチ
0:OFF
1:ON

テンポ

Command
T
Format
Tn
設定可能範囲
n : 1 ～ 1200
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
テンポ
Description
テンポを指定します。
1分間に4分音符を何回鳴らすことができるかを指定します。

パートコンパイル停止

Command
!
Format
!
設定可能範囲
なし
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
パートコンパイル停止
Description
パートのコンパイルをこのコマンド以降停止します。
主にデータを作成中にパートごとの確認を行うために使用することを想定しています。

コンパイル停止

Command
!!
Format
!!
設定可能範囲
なし
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
コンパイル停止
Description
コンパイルをこのコマンドの時点で停止します。

移調指定

Command
K
KK
Format
Kn
KKn
設定可能範囲
n : -12 ～ 12
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
移調を設定する。
Kは絶対指定。
KKは相対指定。
Description
Kの時、絶対指定、KKの時、相対指定で移調する値を設定します。
１オクターブ分上げたり、または下げることができます。

PCM再生開始位置指定

Command
A
Format
An
A+n
A-n
設定可能範囲
n : 0 ～ PCMの大きさ - 1
Support chips
- RF5C164
- SEGAPCM
- C140
- C352
- QSound
- K053260
Remark
A : PCMの再生開始位置を指定。絶対指定。
A+ / A- : PCMの再生開始位置を指定。相対指定。
Description
A : PCMの再生開始位置を指定します。
絶対指定で、PCMデータの初めから終わりの位置まで指定できます。
A+ / A- : PCMの再生開始位置を指定します。
相対指定で指定します。
計算結果が、PCMデータの初めまたは終わりの位置を超えることはありません。
ADPCMは非対応。

パン1

Command
p
Format
pn
設定可能範囲
n : 0 ～ 3 (0: 発音しない 1: 右 2: 左 3: 中央) (A)
n : 0 ～ 7 (0～7: 右～左 3: 中央) (B)
n : 0 ～ 32 (0～32: 右～左 15: 中央) (C)
Support chips
- YM2612 (A)
- YM2612X/2 (A)
- YM2612(6ChPCMmode) (A)
- YM2612X/2(6ChPCMmode) (A)
- YM2610B(FM) (A)
- YM2610B(ADPCM-A) (A)
- YM2610B(ADPCM-B) (A)
- YM2608(FM) (A)
- YM2608(RHYTHM) (A)
- YM2608(ADPCM) (A)
- YM2609(SSG) (A)
- YM2609(RHYTHM) (A)
- YM2203(FM) (A)
- YM2151 (A)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- QSound (C)
- K053260 (B)
- DMG (A)
Remark
パンを指定する。(0: 発音しない 1: 右 2: 左 3: 中央)
(B),(C)は段階的に設定できます。
(B)は左に一段階多いですが謎です。
Description
パン(定位)を指定します。

パン2

Command
p
Format
pn1,n2
設定可能範囲
n1 : 0 ～ 15 (左)
n2 : 0 ～ 15 (右)
Support chips
- RF5C164
- HuC6280
Remark
パンを指定する。n1,n2(0 ～ 15)
Description
パン(定位)を指定します。
左右の音量を必ず指定する必要があります。

パン3

Command
p
Format
pn1,n2
設定可能範囲
n1 : 0 ～ 127 (左)
n2 : 0 ～ 127 (右)
Support chips
- SEGAPCM
- C140
Remark
パンを指定する。n1,n2(0 ～ 127)
Description
パン(定位)を指定します。
左右の音量を必ず指定する必要があります。

パン4

Command
p
Format
pn1,n2
設定可能範囲
n1 : 0 ～ 4 (左)
n2 : 0 ～ 4 (右)
Support chips
- YM2609(FM)
- YM2609(ADPCM)
Remark
パンを指定する。n1,n2(0 ～ 4)
Description
パン(定位)を指定します。
左右の音量を必ず指定する必要があります。

パン5

Command
p
Format
pn1,n2
pn1,n2,n3,n4
設定可能範囲
n1 : 0 ～ 255 (前左)
n2 : 0 ～ 255 (前右)
n3 : 0 ～ 255 (後左)
n4 : 0 ～ 255 (後右)
Support chips
- C352
Remark
パンを指定する。n1,n2,n3,n4(0 ～ 255)
Description
パン(定位)を指定します。
前の左右の音量を必ず指定する必要があります。
後ろの左右の音量は省略可能です。

サスティン

Command
so
sf
Format
so
sf
設定可能範囲
無し
Support chips
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
Remark
サスティンを設定する(so : ON sf : OFF )
Description
サスティンを設定します。
so : サスティンをONにします。
sf : サスティンをOFFにします。

ベロシティ設定

Command
U
Format
Un
設定可能範囲
n : 0 ～ 127
Support chips
- GeneralMIDI
Remark
ベロシティを設定する。n(0～127)
Description
音符に適用されるベロシティ(打鍵の強さ)を設定します。
音符にベロシティ指定がない場合に適用されます。
デフォルトは 110 です。

チャンネル設定

Command
CH
Format
CHn
設定可能範囲
n : 1 ～ 16
Support chips
- GeneralMIDI
Remark
チャンネルを設定する。n(1～16)
Description
パートに割り当てるMIDIの出力チャンネルを設定します。
デフォルトはパート番号順に1～16チャンネルを繰り返し割り当てます。

コントロールチェンジ送信

Command
CC
Format
CCn1,n2
設定可能範囲
n1 : 0 ～ 127
n2 : 0 ～ 127
Support chips
- GeneralMIDI
Remark
コントロールチェンジを送信する。
Description
コントロールチェンジを送信します。

音程ダイレクトモード

Command
DONV
DOFV
Format
DONV
DOFV
設定可能範囲
無し
Support chips
- GeneralMIDI
Remark
音程ダイレクトモードのオンオフを設定する。
Description
音程に対するダイレクトモードのオンオフを設定します。
通常はコンパイラがピッチベンドとそのセンシティビティを制御(DOFV)しますが、
DONVを設定すると制御を行わないようになります。
これは以下の効果に影響を与えます。ディチューンスラーポルタメント
音程LFO
ユーザー自らがピッチベンドとそのセンシティビティを制御したい場合に使用します
デフォルトは DOFV です。

音量ダイレクトモード(TBD)

Command
DONT
DOFT
Format
DONT
DOFT
設定可能範囲
無し
Support chips
- GeneralMIDI
Remark
音量ダイレクトモードのオンオフを設定する。
Description
音量に対するダイレクトモードのオンオフを設定します。
通常はコンパイラがエクスプレッションを制御(DOFT)しますが、
DONTを設定すると制御を行わないようになります。
これは以下の効果に影響を与えます。エンベロープ
音量LFO
ユーザー自らがエクスプレッションを制御したい場合に使用します
デフォルトは DOFT です。

リバーブエフェクトデプス

Command
XRvD
Format
XRvDn
設定可能範囲
n:0-127(def:64)
Support chips
- YM2609
Remark
リバーブエフェクトのデプスを設定する。
Description
リバーブエフェクトのデプスを設定します。
デプスはリバーブが開始されるまでの時間を表します。
0で発音と同時、127で１秒後にリバーブを開始します。
このパラメーターはチップ単位のパラメーターです。

リバーブエフェクトセンドレベル

Command
XRvS
Format
XRvSn
設定可能範囲
n:0-15(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
リバーブエフェクトのセンドレベルを設定する。
Description
リバーブエフェクトのセンドレベルを設定します。
センドレベルはリバーブエフェクトに送る音量を設定します。
0は送りません。15で全て送ります。

ディストーションエフェクトスイッチ

Command
XDsS
Format
XDsSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
ディストーションエフェクトのスイッチを設定する。
Description
ディストーションエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

ディストーションエフェクト出力音量

Command
XDsV
Format
XDsVn
設定可能範囲
n:0-127(def:32)
Support chips
- YM2609
Remark
ディストーションエフェクトの出力音量を設定する。
Description
ディストーションエフェクトの出力音量を設定します。
物凄く大きな音が出るので十分注意してください。

ディストーションエフェクトゲイン

Command
XDsG
Format
XDsGn
設定可能範囲
n:0-127(def:64)
Support chips
- YM2609
Remark
ディストーションエフェクトの出力音量を設定する。
Description
ディストーションエフェクトの出力音量を設定します。
物凄く大きな音が出るので十分注意してください。

ディストーションエフェクトカットオフ

Command
XDsC
Format
XDsCn
設定可能範囲
n:0-127(def:64)
Support chips
- YM2609
Remark
ディストーションエフェクトのカットオフを設定する。
Description
ディストーションエフェクトのカットオフを設定します。

コーラスエフェクトスイッチ

Command
XChS
Format
XChSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
コーラスエフェクトのスイッチを設定する。
Description
コーラスエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

コーラスエフェクトミックスレベル

Command
XChM
Format
XChMn
設定可能範囲
n:0-127(def:40)
Support chips
- YM2609
Remark
コーラスエフェクトのミックスレベルを設定する。
Description
コーラスエフェクトのミックスレベルを設定します。
0で原音のみ、127でコーラスのみになります。

コーラスエフェクトレート

Command
XChR
Format
XChRn
設定可能範囲
n:0-127(def:24)
Support chips
- YM2609
Remark
コーラスエフェクトの揺らぎの間隔を設定する。
Description
コーラスエフェクトの揺らぎの間隔を設定します。
0で最小(0Hz)、127で最大(16Hz)の揺らぎになります。

コーラスエフェクトデプス

Command
XChD
Format
XChDn
設定可能範囲
n:0-127(def:3)
Support chips
- YM2609
Remark
コーラスエフェクトの揺らぎの深さを設定する。
Description
コーラスエフェクトの揺らぎの深さを設定します。
0で最小(5sample)、127で最大(200sample)の深さになります。

コーラスエフェクトフィードバック

Command
XChF
Format
XChFn
設定可能範囲
n:0-127(def:40)
Support chips
- YM2609
Remark
コーラスエフェクトのフィードバックを設定する。
Description
コーラスエフェクトのフィードバックを設定します。
0で最小(0.0)、127で最大(1.0)の量になります。

コンプレッサーエフェクトスイッチ

Command
XCmS
Format
XCmSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトのスイッチを設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

コンプレッサーエフェクト出力ボリューム

Command
XCmV
Format
XCmVn
設定可能範囲
n:0-127(def:63)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトの音量を設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトの出力音量を設定します。

コンプレッサーエフェクトスレッショルド

Command
XCmT
Format
XCmTn
設定可能範囲
n:0-255(def:77)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトのスレッショルドを設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトのスレッショルドを設定します。
スレッショルドを超える音圧のとき、圧縮を行う。
255 -> 1.0
def:77 -> 0.3
0 -> 0.1

コンプレッサーエフェクトレティオ

Command
XCmR
Format
XCmRn
設定可能範囲
n:0-255(def:51)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトのレティオを設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトのレティオを設定します。
スレッショルドを超えた音圧をこの値で割ります(圧縮します)。
255 -> 10.0
def:51 -> 2.0
0 -> 1.0

コンプレッサーエフェクトエンベロープ(音圧検知) freq

Command
XCmEF
Format
XCmEFn
設定可能範囲
n:0-255(def:95)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトのエンベロープ(音圧検知)を設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトのエンベロープ(音圧検知)を設定します。
設定した周波数までが検知対象となります(LowPass)。
255 -> 80.0Hz
def:96 -> 30.0Hz
0 -> 0.0Hz

コンプレッサーエフェクトエンベロープ(音圧検知) Q

Command
XCmEQ
Format
XCmEQn
設定可能範囲
n:0-255(def:96)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトのエンベロープ(音圧検知)を設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトのエンベロープ(音圧検知)を設定します。
設定したQが検知対象となります(LowPass)。
255 -> 21
def:96 -> 1
0 -> 0.01041667

コンプレッサーエフェクトゲイン(音量変化) freq

Command
XCmGF
Format
XCmGFn
設定可能範囲
n:0-255(def:16)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトのゲイン(音量変化)を設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトのゲイン(音量変化)を設定します。
設定した周波数が低いほどゆっくり変化します(LowPass)。
255 -> 80.0Hz
def:16 -> 5.0Hz
0 -> 0.0Hz

コンプレッサーエフェクトゲイン(音量変化) Q

Command
XCmGQ
Format
XCmGQn
設定可能範囲
n:0-255(def:96)
Support chips
- YM2609
Remark
コンプレッサーエフェクトのゲイン(音量変化)を設定する。
Description
コンプレッサーエフェクトのゲイン(音量変化)を設定します。
255 -> 21
def:96 -> 1
0 -> 0.01041667

LPFエフェクトスイッチ

Command
XLpS
Format
XLpSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
LPFエフェクトのスイッチを設定する。
Description
LPFエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

LPFエフェクトレート

Command
XLpR
Format
XLpRn
XLpR++n
XLpR--n
設定可能範囲
n:0-255(def:126)
Support chips
- YM2609
Remark
LPFエフェクトのレートを設定する。
Description
LPFエフェクトのレート(周波数)を設定します。
設定値(0～255)で(1～38500Hz)に対応します。
++又は--を指定することにより現在値を基準とした相対値を指定可能。

LPFエフェクトQ値

Command
XLpQ
Format
XLpQn
設定可能範囲
n:0-255(def:67)
Support chips
- YM2609
Remark
LPFエフェクトのQ値を設定する。
Description
LPFエフェクトのQ値を設定します。
設定値(0～255)で(0.1～20.0)に対応します。

HPFエフェクトスイッチ

Command
XHpS
Format
XHpSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
HPFエフェクトのスイッチを設定する。
Description
HPFエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

HPFエフェクトレート

Command
XHpR
Format
XHpRn
XHpR++n
XHpR--n
設定可能範囲
n:0-255(def:126)
Support chips
- YM2609
Remark
HPFエフェクトのレートを設定する。
Description
HPFエフェクトのレート(周波数)を設定します。
設定値(0～255)で(1～38500Hz)に対応します。
++又は--を指定することにより現在値を基準とした相対値を指定可能。

HPFエフェクトQ値

Command
XHpQ
Format
XHpQn
設定可能範囲
n:0-255(def:67)
Support chips
- YM2609
Remark
HPFエフェクトのQ値を設定する。
Description
HPFエフェクトのQ値を設定します。
設定値(0～255)で(0.1～20.0)に対応します。

EQ low システムエフェクトスイッチ

Command
SXElS
Format
SXElSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ low システムエフェクトのスイッチを設定する。
Description
EQ low システムエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

EQ low システムエフェクトレート

Command
SXElR
Format
SXElRn
設定可能範囲
n:0-255(def:126)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ low システムエフェクトのレートを設定する。
Description
EQ low システムエフェクトのレート(周波数)を設定します。
設定値(0～255)で(1～38500Hz)に対応します。

EQ low システムエフェクト gain値

Command
SXElG
Format
SXElGn
設定可能範囲
n:0-255(def:141)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ low システムエフェクトのgain値を設定する。
Description
EQ low システムエフェクトのgain値を設定します。
設定値(0～255)で(-20～+19.84375)に対応します。

EQ low システムエフェクトQ値

Command
SXElQ
Format
SXElQn
設定可能範囲
n:0-255(def:67)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ low システムエフェクトのQ値を設定する。
Description
EQ low システムエフェクトのQ値を設定します。
設定値(0～255)で(0.1～20.0)に対応します。

EQ mid システムエフェクトスイッチ

Command
SXEmS
Format
SXEmSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ mid システムエフェクトのスイッチを設定する。
Description
EQ mid システムエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

EQ mid システムエフェクトレート

Command
SXEmR
Format
SXEmRn
設定可能範囲
n:0-255(def:126)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ mid システムエフェクトのレートを設定する。
Description
EQ mid システムエフェクトのレート(周波数)を設定します。
設定値(0～255)で(1～38500Hz)に対応します。

EQ mid システムエフェクト gain値

Command
SXEmG
Format
SXEmGn
設定可能範囲
n:0-255(def:141)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ mid システムエフェクトのgain値を設定する。
Description
EQ mid システムエフェクトのgain値を設定します。
設定値(0～255)で(-20～+19.84375)に対応します。

EQ mid システムエフェクトQ値

Command
SXEmQ
Format
SXEmQn
設定可能範囲
n:0-255(def:67)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ mid システムエフェクトのQ値を設定する。
Description
EQ mid システムエフェクトのQ値を設定します。
設定値(0～255)で(0.1～20.0)に対応します。

EQ high システムエフェクトスイッチ

Command
SXEhS
Format
SXEhSn
設定可能範囲
n:0-1(def:0)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ high システムエフェクトのスイッチを設定する。
Description
EQ high システムエフェクトのスイッチを設定します。
0でオフ、1でオンです。

EQ high システムエフェクトレート

Command
SXEhR
Format
SXEhRn
設定可能範囲
n:0-255(def:126)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ high システムエフェクトのレートを設定する。
Description
EQ high システムエフェクトのレート(周波数)を設定します。
設定値(0～255)で(1～38500Hz)に対応します。

EQ high システムエフェクト gain値

Command
SXEhG
Format
SXEhGn
設定可能範囲
n:0-255(def:141)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ high システムエフェクトのgain値を設定する。
Description
EQ high システムエフェクトのgain値を設定します。
設定値(0～255)で(-20～+19.84375)に対応します。

EQ high システムエフェクトQ値

Command
SXEhQ
Format
SXEhQn
設定可能範囲
n:0-255(def:67)
Support chips
- YM2609
Remark
EQ high システムエフェクトのQ値を設定する。
Description
EQ high システムエフェクトのQ値を設定します。
設定値(0～255)で(0.1～20.0)に対応します。

Fnum固定モード

Command
F
Format
Fn1,n2
設定可能範囲
n1:0-1(0:無効 1:有効)(def:0)
n2:0-65535(def:無し)
Support chips
- YM2203
- YM2608
- YM2609
- YM2610
- YM2612
Remark
Chipに送信するFnumを指定した値に固定する。
Description
Chipに送信するFnumを、n2で指定した値に固定します。
このモードが有効な間、音程が指定したfnum値に固定されます。
無効にすると通常に戻ります。
OPN系の場合は16bit指定で、block値も含みます。

エイリアス

Command
%
Format
%xxx
設定可能範囲
無し
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
エイリアスを設定する
Description
定義済みのエイリアスを設定します。
定義した内容を演奏後、戻ります。

コメントアウト

Command
;
Format
;
設定可能範囲
無し
Support chips
- Conductor
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
このコマンド以降から行末までをコメントアウトする
Description
このコマンド以降から行末までを無視し、次の行に移ります。

音符

Command
c
d
e
f
g
a
b
x
Format
次項で説明
設定可能範囲
次項で説明
Support chips
- YM2612
- YM2612X/2
- YM2612(Ch3 Ex)
- YM2612X/2(Ch3 Ex)
- YM2612(6ChPCMmode)
- YM2612X/2(6ChPCMmode)
- SN76489
- RF5C164
- YM2610B(FM)
- YM2610B(Ch3 Ex)
- YM2610B(SSG)
- YM2610B(ADPCM-A)
- YM2610B(ADPCM-B)
- YM2608(FM)
- YM2608(Ch3 Ex)
- YM2608(SSG)
- YM2608(RHYTHM)
- YM2608(ADPCM)
- YM2609(FM)
- YM2609(Ch3 Ex)
- YM2609(Ch9 Ex)
- YM2609(SSG)
- YM2609(RHYTHM)
- YM2609(ADPCM)
- YM2203(FM)
- YM2203(Ch3 Ex)
- YM2203(SSG)
- YM2151
- SEGAPCM
- HuC6280
- C140
- C352
- AY8910
- YM2413(FM)
- YM2413(RHYTHM)
- YM3526(FM)
- YM3526(RHYTHM)
- YM3812(FM)
- YM3812(RHYTHM)
- YMF262(FM)
- YMF262(RHYTHM)
- K051649
- QSound
- K053260
- NES
- DMG
Remark
音符を設定する
Description
音符を設定します。

音符の書式

音符コマンドは他のコマンドと比較して様々な装飾を指定することが可能です。
但しそれを可能にするために決まりが存在します。

各装飾の指定可能な順番
1.音符 > 2.シャープ > 3.ピッチシフト > 4.ToneDoubler > 5.音長 > 6.符点

7.ベロシティ > 8.ベンド > 9.タイ > 10.和音

音符
前の項で説明済み
xは直前と同じノートであること意味します。
例) cxexdxcd

というmmlは

cceeddcd

と解釈される
シャープ
- 装飾コマンド
  +
  -
- Description
  省略可能です。
  連続で記述可能です。
  +はシャープを表し、音符を半音ずつ上げます。
  -はフラットを表し、音符を半音ずつ下げます。
- Example
  c+ ド♯を表す。
  c- ド♭を表す。
  c++ ドから半音x2上げるので結果、レを表す。
  c-+ ドを表す。
ピッチシフト
- 装飾コマンド
  \
- Description
  省略可能です。
  \の後に記述した数値分だけFnumに加算されます。
  ピッチシフト指定の後に更に装飾コマンドをつづける場合は\で区切りを付けてください。
- Example
  c\100 ドの音程に100を加算したFnumになる。
  c\-100 ドの音程に-100を加算したFnumになる。
  c\100\4 ピッチシフトの後に音長を指定。この場合は4分音符。
  c\100\#4 ピッチシフトの後に音長を指定。この場合は4クロックの長さの音。
ToneDoubler
- 装飾コマンド
  0
  ,
- Description
  省略可能です。
  0或いは,を指定します。
  この時指定した音符をAとする。
  0或いは,の後にもう一度音符を指定するとTone Doublerが発動する。
  この時指定した音符をBとする。
  Tone Doublerが発動するとAとBの音程差が計算され、
  それに対応するMLとDT2が各オペレーター(スロット)にセットされる。
  MLとDT2は@Tコマンドで指定されたTone Doublerの定義値が参照される。
  キーオフするとTone Doublerモードは解除される。
  この時本来のMLとDT2に戻る。
  音程差が定義行数を超える場合は、定義行数に収まるまで音程差を-12する。
  音程差がマイナスの場合は0とする。
  Tone Doubler時のベンドは音符Bを起点とする。
  OPN系ではDT2は無視される。
音長
- 装飾コマンド
  n
  #n
- Description
  省略可能です。
  省略した場合はlコマンドで設定された音長になります。
  n は音長を指定します。
  1は全音符、2は2分音符、4は4分音符...を表します。
  #n はクロック数指定で音長を指定します。
- Example
  d4 レを4分音符の長さで発音します。
  d レをlコマンドで設定した長さで発音します。
  d#48 レをクロック数48の長さで発音します。(ClockCountが192の場合は4分音符の長さになります。)
  e12 ミを12分音符(4分音符の3連符)の長さで発音します。
符点
- 装飾コマンド
  .
- Description
  省略可能です。
  連続で記述可能です。
  音長にその半分を加えます。
  連続で指定すると、そのたびに音長を半分にした長さを加えていきます。
- Example
  f4. ファを符点4分音符の長さで発音します。
  f4.. ファを4分+8分+16分の長さで発音します。
  f+. ファ♯をlコマンドで設定した長さ+その半分の長さで発音します。
ベロシティ(打鍵の強さ)
- 装飾コマンド
  ,
- Description
  ベロシティコマンドの直後に、数値(0～127)を指定する必要があります。
  音符を指定するとToneDoublerとして処理される場合があります。
  MIDIのベロシティをこの音符のみに指定します。
  省略した場合はUコマンドの値が使用されます。
- Example
  c4.,127 cを符点４分音符の長さでベロシティ127で演奏します。
ベンド
- 装飾コマンド
  _
- Description
  ベンドコマンドの直後に、音符コマンドを指定する必要があります。
  但しo,>,<コマンドを指定してオクターブ違いの音符を指定することができます。
  2つの音符間を音長で分割し音程を滑らかに変化させて演奏します。
  音程間はキーオンをしません。
- Example
  c4._e cからeまで符点４分音符の長さで分割し音程を滑らかに変化させて演奏します。
タイ
- 装飾コマンド
  &n
  &#n
- Description
  指定した音長だけ発音を追加します。
  クロック数で指定することも可能です。
  音符コマンドを指定する場合はキーオフ、キーオンを行わない動作になりますが、
  この数値を指定する場合は対象の音の長さが増えるだけです。
- Example
  c&4 lコマンドで設定された音長に4分音符分の長さを追加して発音します。
タイの逆
- 装飾コマンド
  ~n
  ~#n
- Description
  指定した音長だけ発音を減らします。
  クロック数で指定することも可能です。
- Example
  c~4 lコマンドで設定された音長から4分音符分の長さを減らして発音します。
発音音長
- 装飾コマンド
  n #n
- Description
  パート別アルペジオ中のみ発音音長を指定します。
  クロック数で指定することも可能です。
- Example
  c8`4 音長は8分音符ですが、発音音長を4分音符分の長さで発音します。q/Qコマンドの値も考慮されます。
Tone Doubler
- 装飾コマンド
  ,
- Description
  音符指定の後に0或いは,を指定するとTone Doublerモードになる。
  この時指定した音符をAとする。
  もう一度音符を指定するとTone Doublerが発動する。
  この時指定した音符をBとする。
  Tone Doublerが発動するとAとBの音程差が計算され、
  それに対応するMLとDT2が各オペレーター(スロット)にセットされる。
  MLとDT2は@Tコマンドで指定されたTone Doublerの定義値が参照される。
  キーオフするとTone Doublerモードは解除される。
  この時本来のMLとDT2に戻る。
  音程差が定義行数を超える場合は、定義行数に収まるまで音程差を-12する。
  音程差がマイナスの場合は0とする。
  Tone Doubler時のベンドは音符Bを起点とする。
  OPN系ではDT2は無視される。
和音
- 装飾コマンド
  :
- Description
  MIDI音源向け装飾コマンド。
  :を指定すると音符の長さ分の待ちをキャンセルする。
  キーオンとキーオフのタイミングはキャンセル対象外の為、
  結果的に次の音符と和音になる。

Files

mmlCommandTable.md

Latest commit

History

mmlCommandTable.md

File metadata and controls

mml2vgm mml command list manual

音源について

コマンド

書式について

音色変更

PCM Map変更

音色変更(拡張モードのみ)

プリセット音色変更

duty比変更

波形変更

エンベロープ変更1

エンベロープ変更2

Tone Doubler変更

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンド その1

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンド その2

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンド その3

音長指定

音長指定

オクターブ絶対指定

オクターブ相対指定

ディチューン指定

ボリューム絶対指定

ボリューム相対指定

ADPCM-A/RHYTHM全体のボリューム絶対指定

マスターボリュームのボリューム絶対指定

タイ

レジスタ直接書き込み

レジスタ直接書き込み

DT.MLレジスタ直接書き込み

TLレジスタ直接書き込み

KS.ARレジスタ直接書き込み

AM.DRレジスタ直接書き込み

SRレジスタ直接書き込み

SL.RRレジスタ直接書き込み

SSGレジスタ直接書き込み

FB.ALレジスタ直接書き込み

PAN,FB.AL(CON)レジスタ直接書き込み

PMS,AMSレジスタ直接書き込み

DT,MLレジスタ直接書き込み

TLレジスタ直接書き込み

KS.ARレジスタ直接書き込み

AM.DRレジスタ直接書き込み

DT2.SRレジスタ直接書き込み

SL.RRレジスタ直接書き込み

LFO設定

RR15キーオン処理スイッチ設定

ボリューム設定抑制スイッチ設定

LFOスイッチ設定

AMS値 音量LFO感度1

AMS値 音量LFO感度2

PMS値 音程LFO感度1

PMS値 音程LFO感度2

休符

歌詞

繰り返し

連符

パート別リプレース

パート別アルペジオ

設定可能範囲

エンベロープ

ハードウェアエンベロープ

サウンドレングス(ハードウェアエンベロープ)

ハードウェアエンベロープ(NES,DMG)

ハードウェアエンベロープ同期モード

アルペジオ

コマンドアルペジオ

位相リセット

逆位相

ポルタメント

ボリュームコマンド対象オペレータ指定

TLオフセット

効果音モード

効果音モードを利用したスロットディチューン

効果音モードを利用したスロット毎fnum固定モード

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンドその1

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンドその2

FM音色設定直前に、特殊処理するコマンドその3

AMS値音量LFO感度1

AMS値音量LFO感度2

PMS値音程LFO感度1

PMS値音程LFO感度2

コンプレッサーエフェクト出力ボリューム

コンプレッサーエフェクトスレッショルド

コンプレッサーエフェクトレティオ

コンプレッサーエフェクトエンベロープ(音圧検知) freq

コンプレッサーエフェクトエンベロープ(音圧検知) Q

コンプレッサーエフェクトゲイン(音量変化) freq

コンプレッサーエフェクトゲイン(音量変化) Q

EQ low システムエフェクトスイッチ

EQ low システムエフェクトレート

EQ mid システムエフェクトスイッチ

EQ mid システムエフェクトレート