Python の There should be one -- and preferably only one -- obvious way to do it.
と対になる考えが,
Perl の There's more than one way to do it です.
邦訳すると,「やりかたはひとつじゃない」.
実際,Perl のコードは個々人の個性が大きく反映されると思います. やりたいことをググると,各々が違う書き方で書いているなんてこともよくあります.
例えば,次の3つのコードは同じ結果を返します. (例ですから,わざとらしく酷い書き方をしています.)
@arr = (0, 5, 10);
for $num (@arr) {
print $num . "\n";
}
$arrRef = [0, 5, 10];
foreach (@$arrRef) {
print "$_\n";
}
use v5.10;
map { say } 0, 5, 10;
もちろん,学ぶ側としては迷いやすいかもしれません. ですが,誰でも書けるコードを作ったところで楽しいのでしょうか. 試行錯誤して,「これが自分の考える最高のコードだ」と思えるものを作る. 遊んで書く言語としては,Perl は最高の言語だと僕は思います.
Perl は最初に触る言語としては色々つまづきやすいので,今回は Python を教えます.