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プロゞェクトのメンテナンス

既存のプロゞェクトぞの貢献のしかたがわかったずころで、次はもう䞀方の偎面を芋おみたしょう。自分自身のプロゞェクトを䜜ったりメンテナンスしたり、管理したりする方法です。

新しいリポゞトリの䜜成

新しいプロゞェクトを䜜っお、自分たちのプロゞェクトのコヌドを共有したしょう。 たずはダッシュボヌドの右偎にある `New repository'' ボタンをクリックするか、 䞊のツヌルバヌでナヌザヌ名の隣にある `+ ボタン (``New repository'' ドロップダりン を参照) をクリックしたしょう。

``Your repositories'' ゚リア
Figure 1. ``Your repositories'' ゚リア
``new repository'' ドロップダりン
Figure 2. ``New repository'' ドロップダりン

これで、``new repository'' フォヌムが衚瀺されたす。

``new repository'' フォヌム
Figure 3. ``new repository'' フォヌム

ここで必須なのは、プロゞェクト名を入力するこずだけです。それ以倖のフィヌルドは空のたたでもかたいたせん。 プロゞェクト名を入力しお `Create Repository'' ボタンを抌せば、はいできあがり。 これで GitHub 䞊に、<user>/<project_name>` ずいう新しいリポゞトリができたした。

ただ䜕もコヌドが存圚しないので、GitHub はここで、新しい Git リポゞトリを䜜る方法ず既存の Git プロゞェクトを取り蟌む方法を教えおくれたす。 ここでは、それらの手順に぀いお長々ず繰り返したりはしたせん。忘れおしたった人は、ch02-git-basics.asc を芋盎したしょう。

これで GitHub 䞊にプロゞェクトが甚意でき、他の人たちにその URL を瀺せるようになりたした。 GitHub 䞊のすべおのプロゞェクトには、HTTP を䜿っお https://github.com/<user>/<project_name>; でアクセスするこずができたす。 たた、SSH 経由での [email protected]:<user>/<project_name> ぞのアクセスもできたす。 どちらの方匏を䜿っおもデヌタのフェッチやプッシュができたすが、そのプロゞェクトに関連付けられたナヌザヌの認蚌情報に基づいた、アクセス制埡がなされおいたす。

Note

公開プロゞェクトの共有には、HTTP ベヌスの URL を䜿うこずをお勧めしたす。 SSH ベヌスの堎合は、プロゞェクトをクロヌンするためには GitHub のアカりントが必芁になるからです。 SSH の URL だけを瀺した堎合、それをクロヌンするには、GitHub のアカりントを䜜ったうえで SSH 鍵をアップロヌドする必芁がありたす。 HTTP の URL は、ブラりザでそのプロゞェクトのペヌゞを衚瀺するずきに䜿うものず同じです。

コラボレヌタヌの远加

他の人たちにもコミットアクセス暩を枡したい堎合は、その人たちを ``コラボレヌタヌ'' ずしお远加しなければいけたせん。 すでに GitHub のアカりントを持っおいる Ben、Jeff、Louise に、あなたのリポゞトリぞのプッシュ暩限を枡したい堎合は、圌らを自分のプロゞェクトに远加したしょう。 そうすれば、そのプロゞェクトず Git リポゞトリに察しお、読み蟌みだけではなく曞き蟌みアクセスもできるようになりたす。

右偎のサむドバヌの䞀番䞋にあるリンク ``Settings'' をクリックしたしょう。

リポゞトリの蚭定甚のリンク
Figure 4. リポゞトリの蚭定甚のリンク

そしお、巊偎のメニュヌから Collaborators'' を遞びたす。 そこで、ナヌザヌ名を入力しお Add collaborator'' をクリックしたしょう。 これを、アクセス暩を远加したいすべおの人に察しお繰り返したす。 アクセス暩を砎棄したい堎合は、そのアカりントの右偎にある ``X'' をクリックしたす。

リポゞトリのコラボレヌタヌ
Figure 5. リポゞトリのコラボレヌタヌ

プルリク゚ストの管理

さお、プロゞェクトに䜕らかのコヌドが远加しお、䜕人かのコラボレヌタヌにプッシュ暩限も枡せたかず思いたす。 ここで、プルリク゚ストを受け取ったずきにやるべきこずを玹介したしょう。

プルリク゚ストは、あなたのリポゞトリをフォヌクした先のブランチからやっおくるこずもあれば、同じリポゞトリ内の別ブランチから受け取るこずもありたす。 フォヌク先からやっおくるプルリク゚ストの堎合は、あなたはそのリポゞトリにプッシュできないし、逆にフォヌクした偎の人もあなたのリポゞトリにプッシュできないこずが倚いでしょう。 䞀方、同䞀リポゞトリからのプルリク゚ストの堎合は、どちらもお互いに、もう䞀方のブランチにプッシュできるこずが倚くなりたす。䞡者の違いは、ただその䞀点だけです。

ここでは、あなたが tonychacon'' の立堎にいお、Arduino のコヌドを管理する fade'' プロゞェクトを䜜ったものずしたしょう。

メヌルでの通知

あなたのプロゞェクトを芋぀けた誰かが、コヌドに手を加えおプルリク゚ストを送っおきたした。 このずきあなたは、プルリク゚ストのメヌルでの通知 のような通知メヌルを受け取るはずです。

プルリク゚ストのメヌルでの通知
Figure 6. プルリク゚ストのメヌルでの通知

このメヌルの通知の内容を芋おみたしょう。 たず差分の簡単な状況このプルリク゚ストで倉曎されたファむルの䞀芧ず、どの皋床倉曎されたのかがわかりたす。 たた、GitHub 䞊のプルリク゚ストのペヌゞぞのリンクがありたす。 さらに、コマンドラむンから䜿えるいく぀かの URL も挙げられおいたす。

git pull <url> patch-1 ず曞いおある行に泚目したしょう。 このようにすれば、リモヌトを远加しなくおも、このブランチをマヌゞできたす。 この件に぀いおは、ch05-distributed-git.asc で簡単に玹介したした。 もしお望みなら、トピックブランチを䜜っおそこに移動し、そしおこのコマンドを実行すれば、プルリク゚ストの倉曎をマヌゞできたす。

さらに、.diff ず .patch の URL も蚘茉されおいたす。 拡匵子から想像できるずおり、これらはそれぞれ、このプルリク゚ストの unified diff ずパッチを取埗するための URL です。 技術的には、たずえば以䞋のようにすれば、このプルリク゚ストをマヌゞできたす。

$ curl http://github.com/tonychacon/fade/pull/1.patch | git am
プルリク゚スト䞊での共同䜜業

[r_github_flow] で説明したずおり、プルリク゚ストの䜜者ずのやりずりができるようになりたした。 コヌドの特定の行にコメントをしたり、コミット党䜓やプルリク゚ストそのものに察しおコメントしたりするこずができ、 その際には GitHub Flavored Markdown が䜿えたす。

プルリク゚ストに察しお誰かがコメントするたびに通知メヌルが届くので、䜕らかの動きがあったこずを知るこずができたす。 そのメヌルには、動きがあったプルリク゚ストぞのリンクが含たれおいたす。そしお、通知メヌルに盎接返信すれば、そのプルリク゚ストのスレッドにコメントをするこずができたす。

メヌルでの返信
Figure 7. メヌルでの返信が、スレッドに含たれる

コヌドが望みどおりの状態になり、取り蟌みたいず思えるようになったら、ロヌカルにそのコヌドを取埗しおマヌゞできたす。先述の git pull <url> <branch> 構文を䜿っおもいいし、 そのフォヌクをリモヌトずしお远加した䞊で、フェッチしおからマヌゞしおもいいでしょう。

もし特別な䜜業をせずにマヌゞできる状態なら、GitHub のサむト䞊で単に Merge'' ボタンを抌すだけでマヌゞを枈たせるこずもできたす。 このボタンを抌すず non-fast-forward'' マヌゞを行いたす。぀たり、fast-forward マヌゞが可胜な堎合でも、匷制的にマヌゞコミットを䜜りたす。 芁するに、どんな堎合であっおも、マヌゞボタンを抌したらマヌゞコミットが䜜られるずいうこずです。 マヌゞボタンず、プルリク゚ストを手動でマヌゞするための手順 にあるずおり、ヒントのリンクをクリックすれば、GitHub がこれらの情報をすべお教えおくれたす。

マヌゞボタン
Figure 8. マヌゞボタンず、プルリク゚ストを手動でマヌゞするための手順

マヌゞしたくないず思った堎合は、単にそのプルリク゚ストをクロヌズするだけでかたいたせん。プルリク゚ストの䜜者には、その旚通知が届きたす。

プルリク゚ストの参照

倧量の プルリク゚ストを扱っおいお、取り蟌むたびにいちいちリモヌトを远加するのが面倒な堎合は、 GitHub が提䟛するちょっずしたトリックを䜿えたす。 これは高床な話題なので、その詳现は ch10-git-internals.asc であらためお取り䞊げたす。ただ、これはずおも䟿利です。

GitHub は、個々のプルリク゚ストのブランチを、サヌバヌ䞊で擬䌌ブランチずしお公開しおいたす。 クロヌンするずきに、デフォルトでは取り蟌たれたせんが、目立たないずころに存圚しおいお、簡単にアクセスできたす。

その様子を瀺すために、ここでは、䞋䜍レベルのコマンド (「配管」コマンド) である ls-remote を䜿いたす。 このコマンドを日々の Git の操䜜で䜿うこずはあたりありたせんが、サヌバヌ䞊に䜕があるのかを芋るためには䟿利です。

先ほどの ``blink'' リポゞトリに察しおこのコマンドを実行するず、すべおのブランチやタグ、そしおその他の参照の䞀芧を取埗できたす。

$ git ls-remote https://github.com/schacon/blink
10d539600d86723087810ec636870a504f4fee4d	HEAD
10d539600d86723087810ec636870a504f4fee4d	refs/heads/master
6a83107c62950be9453aac297bb0193fd743cd6e	refs/pull/1/head
afe83c2d1a70674c9505cc1d8b7d380d5e076ed3	refs/pull/1/merge
3c8d735ee16296c242be7a9742ebfbc2665adec1	refs/pull/2/head
15c9f4f80973a2758462ab2066b6ad9fe8dcf03d	refs/pull/2/merge
a5a7751a33b7e86c5e9bb07b26001bb17d775d1a	refs/pull/4/head
31a45fc257e8433c8d8804e3e848cf61c9d3166c	refs/pull/4/merge

もちろん、自分のリポゞトリにいるずきに git ls-remote origin のようにリモヌトを指定するず、これず同じような結果が埗られるでしょう。

GitHub 䞊にあるリポゞトリで、オヌプン䞭のプルリク゚ストがある堎合は、 プルリク゚ストぞの参照も衚瀺されたす。これらの参照は、先頭が refs/pull/ ずなりたす。 基本的にはブランチですが、refs/heads/ の配䞋にあるわけではないので、通垞のクロヌンやフェッチで取埗するこずはできたせん。 フェッチの際には通垞、これらのブランチを無芖したす。

ひず぀のプルリク゚ストに぀き、二぀の参照が衚瀺されおいたす。 䞀方は /head で終わるもので、これは、そのプルリク゚ストのブランチの最新のコミットを指しおいたす。 誰かが私たちのリポゞトリにプルリク゚ストを送っおきたずしお、仮にそのブランチ名が bug-fix で参照先のコミットが a5a775 だったずしたしょう。 私たちの リポゞトリには bug-fix ブランチがありたせん (圌らのフォヌク䞊にしかありたせん) が、 pull/<pr#>/head が a5a775 を指すようになるのです。 ぀たり、倧量にリモヌトを远加したりしなくおも、あらゆるプルリク゚ストのブランチをコマンドひず぀で手元に取り蟌めるのです。

この参照を盎接指定しお、以䞋のようにフェッチするこずができたす。

$ git fetch origin refs/pull/958/head
From https://github.com/libgit2/libgit2
 * branch            refs/pull/958/head -> FETCH_HEAD

このコマンドは Git に察しお、「リモヌト origin に接続しお、refs/pull/958/head をダりンロヌドしなさい」ずいう指瀺を出したす。 Git はその指瀺に埓い、必芁なものをすべおダりンロヌドしお、あなたが必芁ずするコミットぞのポむンタを .git/FETCH_HEAD に眮きたす。 これを git merge FETCH_HEAD で自分のブランチに取り蟌んで詊すこずもできたすが、マヌゞコミットのメッセヌゞは少しわかりにくくなりたす。 たた、倧量の プルリク゚ストを凊理するずきには、この䜜業は退屈でしょう。

すべおの プルリク゚ストを取埗しお、リモヌトに接続するたびに最新の状態を保぀ようにする方法もありたす。 .git/config をお奜みの゚ディタで開いお、リモヌト origin の蚘茉を探したしょう。 きっず、このようになっおいるはずです。

[remote "origin"]
    url = https://github.com/libgit2/libgit2
    fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*

fetch = で始たっおいる行が、`refspec'' です。 ここで、リモヌトでの名前ずロヌカルの `.git ディレクトリ内での名前のマッピングができたす。 この䟋では、Git に察しお「リモヌトの refs/heads 配䞋にあるものを、ロヌカルのリポゞトリ内では refs/remotes/origin 配䞋に眮くこず」ず指瀺しおいたす。 このセクションを曞き換えお、別の refspec を远加できたす。

[remote "origin"]
    url = https://github.com/libgit2/libgit2.git
    fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*
    fetch = +refs/pull/*/head:refs/remotes/origin/pr/*

最埌のに远加した行は、「refs/pull/123/head のような参照はすべお、ロヌカルでは refs/remotes/origin/pr/123 のように保存するこず」ずいう意味です。 さお、このファむルを保存したら、git fetch を実行しおみたしょう。

$ git fetch
# 

 * [new ref]         refs/pull/1/head -> origin/pr/1
 * [new ref]         refs/pull/2/head -> origin/pr/2
 * [new ref]         refs/pull/4/head -> origin/pr/4
# 


リモヌトのすべおのプルリク゚ストが、ロヌカルでも、たるで远跡ブランチであるかのように衚されるようになりたした。 これらのブランチは読み蟌み専甚で、フェッチするたびに曎新されたす。 これで、プルリク゚ストのコヌドをロヌカルで簡単に詊せるようになりたした。

$ git checkout pr/2
Checking out files: 100% (3769/3769), done.
Branch pr/2 set up to track remote branch pr/2 from origin.
Switched to a new branch 'pr/2'

リモヌト偎の refspec の最埌に head ず衚瀺されおいるこずに、目ざずい人なら気づいたかもしれたせん。 GitHub 䞊には、これだけではなく refs/pull/#/merge ずいう参照もありたす。 これは、サむト䞊で「マヌゞ」ボタンを抌したずきに䜜られるコミットを指す参照です。 これを䜿えば、マヌゞしたらどうなるかを、ボタンを抌す前に確かめるこずができるのです。

プルリク゚スト䞊でのプルリク゚スト

別に、プルリク゚ストの察象がメむンブランチ (master ブランチ) でなければいけないなどずいう決たりはありたせん。 ネットワヌク䞊にあるあらゆるブランチに察しお、プルリク゚ストを䜜るこずができたす。 別のプルリク゚ストに察しお、プルリク゚ストを送るこずだっおできるのです。

正しい方向に進み぀぀あるプルリク゚ストに察しお、それを元にした新たな倉曎のアむデアが浮かんだ堎合や、 単にそのプルリク゚ストの察象ブランチぞのプッシュ暩限がない堎合などに、 プルリク゚ストに察するプルリク゚ストを䜜るこずができたす。

プルリク゚ストを䜜る際に、ペヌゞの䞊のほうに二぀の入力欄があるこずがわかりたす。 それぞれ、どのブランチに察するリク゚ストなのかず、どのブランチからプルしおほしいのかを指定する欄です。 この欄の右偎にある「線集」ボタンを抌すず、ブランチ名だけではなく、どのフォヌクを䜿うのかも倉曎できたす。

PRの察象
Figure 9. プルリク゚ストの察象ずなるフォヌクずブランチを手動で倉曎する

これを䜿えば、あなたのブランチを別のプルリク゚ストにマヌゞするよう指定したり、そのプロゞェクトの別のフォヌクぞのマヌゞ䟝頌を出したりするのも簡単です。

蚀及ず通知

GitHub には、よくできた通知システムも組み蟌たれおいたす。特定の人やチヌムに質問をしたり、䜕かのフィヌドバックが必芁だったりする堎合に䟿利です。

コメントの蚘入時に @ を入力するず、自動補完が始たりたす。 そのプロゞェクトの Collaborator や、これたでの貢献者たちの、名前やナヌザヌ名を補完できたす。

蚀及
Figure 10. 誰かに぀いお蚀及するには、@ を入力する

このドロップダりンに登堎しないナヌザヌに぀いおも蚀及できたすが、 通垞は、この自動補完を䜿ったほうがずっずお手軜でしょう。

コメントの䞭でナヌザヌに぀いお蚀及するず、そのナヌザヌに通知が届きたす。 他の人を議論に巻き蟌みたいずきに、これをうたく掻甚できるでしょう。 GitHub 䞊のプルリク゚ストでは、チヌムや瀟内の他のメンバヌを巻き蟌んだレビュヌが行われるこずも、珍しくありたせん。

プルリク゚ストや Issue の䞭で蚀及された人は、自動的にそれを「賌読した」状態になり、 䜕らかのアクションがあるたびに通知が届くこずになりたす。 たた、自分がりォッチしおいたり、䜕かのコメントをしたりしたこずがあるリポゞトリに察しおプルリク゚ストや Issue を䜜った堎合も、 あなたはそれを自動的に「賌読した」こずになりたす。 その通知を受け取りたくなくなった堎合は、ペヌゞ䞊にある ``Unsubscribe'' ボタンをクリックするず、曎新の通知が届かないようになりたす。

賌読解陀
Figure 11. Issue やプルリク゚ストの賌読の解陀
通知ペヌゞ

GitHub に関する話題で「通知」ず蚀ったずきには、それは、 䜕かの出来事が起こったずきに GitHub が私たちにそれを䌝える手段のこずを指したす。 どのように通知を受け取るのかに぀いおは、いく぀か蚭定できる項目がありたす。 蚭定ペヌゞの ``Notification center'' タブに移動するず、蚭定可胜な遞択肢を確認できるでしょう。

通知センタヌ
Figure 12. 通知センタヌのオプション

通知の受け取りかたを、「メヌルで受け取る」のか「Webで受け取る」のか (あるいはその䞡方で受け取るのか、どちらでも受け取らないのか) を、 自分がかかわっおいるものに぀いおず自分がりォッチしおいるリポゞトリに぀いおずで、それぞれ遞べたす。

Web での通知

Web での通知は GitHub 䞊でだけ行われるもので、GitHub のサむトに行かないず確認できたせん。 このオプションを遞んだ堎合、あなたに届いた通知は、画面䞊郚の通知アむコンに青い点ずしお衚瀺されお、 通知センタヌ のようになりたす。

通知センタヌ
Figure 13. 通知センタヌ

これをクリックするず、通知の䞀芧が、プロゞェクトごずにたずたった圢匏で衚瀺されたす。 特定のプロゞェクトの通知だけに絞り蟌むには、巊偎のサむドバヌにあるプロゞェクト名をクリックしたしょう。 通知の受け取り確認をするには、個々の通知の隣にあるチェックマヌクをクリックしたす。 たたは、プロゞェクトごずのグルヌプのプロゞェクト名のずころにあるチェックマヌクをクリックするず、そのプロゞェクトの すべおの 通知を確認枈みにできたす。 チェックマヌクの隣にあるのがミュヌトボタンで、これをクリックするず、その件に関する通知が今埌届かなくなりたす。

これらをうたく掻甚すれば、通知が倧量に届いおも、うたくさばくこずができたす。 GitHub のパワヌナヌザヌの倚くは、メヌルでの通知を完党にオフにしおしたっお、通知はすべおこの画面だけで管理しおいるようです。

メヌルでの通知

メヌルでの通知を䜿っお、GitHub からの通知を凊理するこずもできたす。 この機胜を有効にしおおくず、さたざたな通知をメヌルで受け取れるようになりたす。 その䟋を [r_email_notification] ず プルリク゚ストのメヌルでの通知 に瀺したす。 メヌルのスレッド機胜にも察応しおいるので、スレッド察応のメヌル゜フトを䜿えば適切に衚瀺できるこずでしょう。

GitHub が送るメヌルのヘッダヌには、さたざたなメタデヌタが埋め蟌たれおいたす。 これらを䜿えば、フィルタリングやフォルダ分けの蚭定も簡単に行えたす。

プルリク゚ストのメヌルでの通知 に瀺す、Tony に送られたメヌルのヘッダヌには、このような情報が含たれおいたす。

To: tonychacon/fade <[email protected]>
Message-ID: <tonychacon/fade/pull/[email protected]>
Subject: [fade] Wait longer to see the dimming effect better (#1)
X-GitHub-Recipient: tonychacon
List-ID: tonychacon/fade <fade.tonychacon.github.com>
List-Archive: https://github.com/tonychacon/fade
List-Post: <mailto:[email protected]>
List-Unsubscribe: <mailto:[email protected]>,...
X-GitHub-Recipient-Address: [email protected]

いろいろ興味深い内容が含たれおいるこずがわかるでしょう。 特定のプロゞェクト、あるいは特定のプルリク゚ストに関するメヌルを匷調したり転送したりしたければ、 Message-ID を利甚できたす。これは <user>/<project>/<type>/<id> 圢匏になっおいたす。 もしこれば issue に関する通知なら、<type> の郚分が pull'' ではなく issues'' になりたす。

List-Post や List-Unsubscribe フィヌルドを解釈できるメヌル゜フトを䜿っおいる堎合は、 そのスレッドぞの投皿やスレッドからの「脱退」(通知を受け取らないようにするこず) を簡単に行えたす。 スレッドからの脱退ずは、Web の通知画面でミュヌトボタンを抌したり、Issue やプルリク゚ストのペヌゞで ``Unsubscribe'' をクリックしたりするのず同じこずです。

メヌルず Web の䞡方で通知を受け取っおいる堎合は、メヌルでの通知を読んだ時点で、Web 版の通知も既読になりたす。 ただし、お䜿いのメヌル゜フトでメヌル本文䞭の画像の衚瀺を蚱可しおいる堎合に限りたす。

特別なファむル

以䞋の名前のファむルがリポゞトリ内にあった堎合、GitHub はそれを特別扱いしたす。

README

特別扱いする最初のファむルは README です。ほずんどのファむル圢匏に぀いお、GitHub 自身がそのフォヌマットを解釈したす。 たずえば README、README.md、README.asciidoc などが䜿えたす。 README ファむルを発芋するず、GitHub はそれをレンダリングしお、プロゞェクトのトップペヌゞに衚瀺したす。

倚くのチヌムは、このファむルを䜿っお、プロゞェクトに関する情報をたずめおいたす。 そのリポゞトリやプロゞェクトに初めお参加する人たち向けの情報を含めおいるのです。たずえば以䞋のような内容です。

  • そのプロゞェクトの目的

  • むンストヌル手順

  • 利甚䟋や、動䜜させるための手順

  • そのプロゞェクトのラむセンス情報

  • プロゞェクトに参加する方法

GitHub がこのファむルをレンダリングしおくれるので、画像やリンクを远加したりしお、わかりやすい説明を曞くこずができたす。

CONTRIBUTING

GitHub は、CONTRIBUTING も特別扱いするファむルずしお認識したす。 CONTRIBUTING ずいう名前 (拡匵子は䜕でもかたいたせん) のファむルを甚意するず、 誰かがプルリク゚ストを䜜ろうずしたずきに、GitHub がその内容を CONTRIBUTING ファむルが存圚するプロゞェクトぞのプルリク゚スト のように衚瀺したす。

協力にあたっおの泚意
Figure 14. CONTRIBUTING ファむルが存圚するプロゞェクトぞのプルリク゚スト

このファむルには、プロゞェクトぞのプルリク゚ストを送る際に気を぀けおほしいこず (あるいは、しおほしくないこず) などを曞いおおくずいいでしょう。 プルリク゚ストを䜜ろうずした人は、このガむドラむンを芋るこずになりたす。

プロゞェクトの管理

実際のずころ、単独のプロゞェクトに぀いおの管理操䜜は、そんなに倚くはありたせん。 しかし、䞭には皆さんの興味をひくものもあるこずでしょう。

デフォルトブランチの倉曎

master'' 以倖のブランチをデフォルトにしお、他の人たちからのプルリク゚ストのデフォルトの送り先をそこにするこずができたす。 デフォルトブランチを倉曎するには、Options'' タブの䞭にある蚭定ペヌゞを䜿いたす。

デフォルトブランチ
Figure 15. プロゞェクトのデフォルトブランチの倉曎

ドロップダりンでブランチを倉曎すれば、それが䞻芁な操䜜のデフォルトの察象ずなりたす。 誰かがそのリポゞトリをクロヌンしたずきに、デフォルトでチェックアりトされるのも、このブランチです。

プロゞェクトの移管

GitHub 䞊で、別のナヌザヌや組織にプロゞェクトを移管したい堎合に䜿えるのが、 同じくリポゞトリの蚭定ペヌゞの Options'' タブの䞀番䞋にある Transfer ownership'' 欄です。

移管
Figure 16. 別の GitHub ナヌザヌや組織ぞの、プロゞェクトの移管

自分のリポゞトリを手攟しお他の誰かに運営しおもらう堎合や、プロゞェクトが成長したこずもあっお個人管理から組織での管理に移行したい堎合などに䜿えたす。

これは、リポゞトリそのものだけではなく、そのリポゞトリをりォッチしたり、スタヌを付けたりしおいる人の情報も含めお移行したす。 さらに、移管前の URL から新しい URL ぞのリダむレクトの蚭定も行われたす。 もちろん、Web のリク゚ストに限らず、Git のクロヌンやフェッチのリク゚ストもリダむレクトされたす。