Full版ファームウェアでは、Keyboard Quantizer Config Generatorを使用して設定ファイルを作成し、デバイスに書き込むことでキーマップを変更します。
テキスト形式の設定ファイルを使ってRemapより多くの項目(コンボ、オーバーライド、タップダンス、リーダー)を設定できます。
Windowsの場合はコンパニオンアプリを実行することで、アクティブなアプリに応じてキーマップを切り替えたり、キーボードからユニコード文字を送信することもできます。コンパニオンアプリはPowerShellスクリプトで実装されており、キーボードからPCに送信して実行できるため、PCに追加のソフトウェアをインストールする必要はありません。(Windows 10で動作確認)
- Keyboard Quantizer Config Generatorにアクセスし、設定ファイルを記入します。設定ファイルの書き方やサンプルについては別ページにまとまっています
Download UF2
ボタンをクリックしuf2形式で設定ファイルをダウンロードします- デバイスのブートローダを起動し、作成したuf2ファイルをコピーすることで設定が更新されます
Upload
ボタンから設定ファイルを読み込むことで、作成した設定を読み込んで再編集することもできます- 設定が正しく動作するには、設定ファイルのバージョンとファームウェアのバージョンが一致している必要があります。ファームウェア更新前には設定ファイルのバックアップを取って、設定サイトで読み込みなおして最新バージョン向けに変換しなおしてください。
OSがWindowsの場合のみ、コンパニオンアプリを使用して下記の方法で書き込み・読み込みができます。
- 設定ファイルをbin形式でダウンロードし、コンパニオンアプリのタスクトレイアイコンを右クリックして、
Load config to device
から書き込みたいファイルを選択することで設定が更新されます - デバイスに書き込まれている設定ファイルを読み込む場合、コンパニオンアプリのタスクトレイアイコンを右クリックし、
Backup config from device
を実行してください
ファームウェア自体に変更を加えたい場合はファームウェアをビルドしてください。
https://github.com/sekigon-gonnoc/qmk_firmware/tree/keyboard/sekigon/keyboard_quantizer/mini-full
qmk compile -kb sekigon/keyboard_quantizer/mini -km full
コンパニオンアプリのPowerShellスクリプトをスタートアップに登録してください。引数として接続先のKeyboard QuantizerのCOMポートが必要です。