そういえばシェア自転車を返すときに機械がしゃべるの、たしかに「关锁(guang1suo3)成功(cheng2gong1)」だな。
- 模式(mo2shi4)=モデル
- 蓝牙(lan2ya2)=Bluetooth
そういえば街なかのいろいろなところで、「〜と(and)」と思われるところに、「与(yu3)」が使われている場合と、「和(he2)」が使われている場合の両方をみかける。
ちょっと調べてみたところでは、基本的には両方とも「〜と」なんだけど、微妙に使い分けがあるようだ。
- 「与」: 書き言葉のみ。名詞しかつかない
- 「和」: 口語でも書き言葉でも。名詞以外に動詞・形容詞にもつく。
というわけで今日の単語。
- 硬件(ying4jian4)=ハードウエア
- 软件(ruan3jian4)=ソフトウエア
- 工程师(gong1cheng2shi1)=エンジニア
街なかやいろいろな文書で、「办(ban4)」という字をよく見かける。なんとなく意味はわかるものの、ちょっと使われ方がよくわらかないことがある。辞書をみると「弁」のこと、と書いてあるのだけど、日本語の「弁」とは使われ方が違う場合が多い。ざっとこの字を使う単語を調べてみると・・・
- 办(動詞)=(商品などを)仕入れる、準備する
- 办(動詞)=(事業などを)運営する
- 办(動詞)=(用事などを)処理する,取り扱う
- 办公室=オフィス
- 严办=厳罰
基本的には動詞の"handle"とか"process"と考えれば、なんとなく理解はできそうな気がするけど、どういう場面でこの字を使うのか、というのが、まだいまいちすっきりしない。 と書いてたら、「用法が多岐にわたるという点では、"have"や"make"や"do"みたいな感じの言葉」と教えてもらった。まあ出てきたら雰囲気で理解することにしよう。
- 垃圾(la1ji)=ごみ
- 现在(xian4zai4)=現在
- 架构(jia4gou4)=アーキテクチャ(建築)
そういえば中国語の単語で、意味はわかるんだけど日本語と漢字の順序が逆?と思うのがときどきある。例えば「维修(wei2jiu1)」=修理、「介绍(jie4shao4)」=紹介。ただ修理という意味で「修理」という単語もあるので、これはちょっと違うのかもしれない。
- 维修(wei2xiu1)=修理
- 介绍(jie4shao4)=紹介
朝、マクドナルドで朝ごはんのメニューをみてて、飲み物の選択肢に「朱古力(zhu1gu3li4)」というのがあって、なんじゃこりゃ?と思ったら、(ホット)チョコレート、のことだった。どういう経緯でこの漢字になったんだろう。音も違うし。で、Gogole翻訳で「チョコレート」といれると「巧克力(qiao3ke4li4」と出てきて、どう違うんだ?と思ったら、前者は広東語、後者は標準語ということのようだ。
ところでM5Stackの中国語の会社名は「深圳市明栈信息科技有限公司」と書くんだけど、信息(xin4xi1)はデータとして、「明栈(ming2zhan4)」って何だろう?と思っていた。村谷さんに聞いたら、この「栈」という字は、あまり使っているのを見たことがない漢字とのこと。Google翻訳に入れてみたら「スタック」と出てきたから、Stackの中国語訳なんだろうか。
・・・と書いていたら、Jimmyから「自分の名前に「明」の字があるから」と衝撃の事実。ただストーリーとしては、最初は「模栈科技」(Module+Stack)だったけど「模栈」は広東語の読みだと「お金を稼げない」という意味の単語と近くて縁起が悪い、そこでSmartの「聪明(聡明)」の「明」を使って「明栈」(Smart+Stack)に(名前にもついてる字だし)、とのこと。ストーリーがあるなあ。
夕方に、M5Stackの受付の方に、来訪者名簿に名前を書いて、と言われて、目的のところで「开发(kai1fa1)」(開発)と書いてみた。「发」という字を書くときにちょっと戸惑ったけど、書けた。
そういえば街なかで、ときどき「靠(kao4)」という字を見かける。まあ使われてる場面からなんとなく意味はわかるんだけど、改めて調べてみた。「寄る・依る」と考えればだいたい間違いなさそう。
昨日、マイクロソフト研究所の研究者(北京4年→深セン2年)の福本さんと話をする機会があったので、「中国語ってどれぐらいできるねんですか?」と聞いてみた。基本的に「読んで理解できるから勉強する気はない」んだそうで、聞くのも話すのもそんなにできないんだそうだ(とはいえこれまで何度か中国人を交えた会食にご一緒したことがあるけど、それなりに聞いて話もしていたようには見えたんだけど)。実際の生活では困る場面はほとんどない、あえていえば快递(宅配)の「いま持ってきたけどどこに持っていけばいい?」と電話がかかってくるときに、なんとか最低限のやりとりをするぐらい、とのこと。もちろん職場は研究所だから英語で大丈夫。で、「場面ごとに、何を聞かれるかがだいたいわかるときには困らない(例えば買い物だったら、言われるのは金額の数字や、「袋はいるか?」ぐらい)、ただ突然話しかけられると、何を言われているかわからなくて困ることがある」という。例えば街を歩いていて突然おまわりさんに何かいわれても、そもそもなぜ声をかけられるかわからないから、困るよなあ。これは英語で研究の話をするときにも通じる。自分も専門が近い研究の話は英語でもそんなに困らないけど、例えば街なかで買い物で値切る、みたいなことは、できる自信がない。というわけで、言語はコンテキスト大事ですね、という話。
- 零售(ling2shou4)=小売