昨晩の大学入構申請手続きの関係で、朝イチでPCR検査を受けてみた。一覧表では朝9時からと書いてあったけど、本当にぴったり9時から始まった。だいぶ先頭の方だ。
ちなみにこの会場は16時までに採取した検体はその日のうちに結果が出るようだ。
华强北の华强電子世界ビルへ行ったら、ちょっとトラブルが。入り口で、例の場所コード（外国人は使えないのだけど、それを知らない係員がいて通してくれない場合がある）で止められて、外国人は使えないんだよ、と説明しても、ぜんぜん聞く耳を持たないガンコなおじさんで、困ったなー、と思ってたたら、隣で同じように困って英語で説明してる人が（同様に通してもらえない）。タイミングを見て話しかけて、ほんと困ったもんだよねー、あのおじさんが分かってないだけだから別の入り口に行こう、と、別の入り口へ。そこでも求められたけど、説明したらわかってくれて、通してくれた。やれやれ（ほんとに外国人なのか？とパスポート見せろとは言われたけど）。聞いたら広州で英語教師をしているアルメニア人だそうで、週末に広州からパソコンを買いに来たらしい。同じ境遇の仲間意識みたいなので、WeChat交換してみた。
近くのPCR検査場では、イケメンが「いっしょにコロナに勝とう♡」と呼びかけていた。
そのあと、別のPCR検査場で検査を受けようと並んでいたら（朝の早い時間に受けたので、念のため2回め）、検体を入れる容器を渡された。普段は10人分くらいを1つの容器にいれるので、その先頭ということのようだ。
午後にいろいろな手続がおわったあとでオフィスに戻って、いろいろ片付けをして、そろそろ帰るかー、と思っていたら、汪さんが慌てて入ってきて、大学が入ってるビルで陽性者がでたんだそうで、建物が封鎖されてる、とのこと。外を見ると、確かに封鎖されてるっぽい。とりあえず、おやつを食べてお茶をいれてみる。続報はこれからだけど、とりあえず建物内の全員PCR検査をやって全員の陰性が確認できるまでは建物が封鎖される、とのことで、今晩はここで過ごすことになりそう。ご飯は出るそうだ。まあ色々環境が整っている（PCもネットも知っている人もいる）オフィスだからよかった。まあ慌てずにいこう。汗かいたしシャワーはしたいけどしょうがない。こういうことは、まあたまにあるんだよなー。
夕方になって、汪さんから今後について連絡。こういう正式な通知が来るようで、要約すると、陽性者がいた1号館にいた人は7日間自宅隔離、それ以外（自分も含む）は7日間の自主健康観察＋毎日のPCR検査、区画の建物は消毒のため4日間封鎖、ということみたいだ。とりあえず週末まで大学に行けない以外は、普通に生活してよさそうでよかった。
朝みたら、昨日の夕方に受けたPCR検査の結果がまだでていなくて、はじめて「48時間以内陰性」の表示になった（その後しばらくして更新された）
夕方に、大学の汪さんから、緑の健康コードのスクショを送ってくれ、と言われて送る。GoogleDocみたいなTencentアプリに各自で貼り付けるスタイル。あの建物にいた人全員分を集計しているっぽい。ご苦労さまです・・・
こちらに住んでいる知人が、朝仕事に行こうとしたらアパートの建物が封鎖されていたそうだ。同じアパートに陽性者か濃厚接触者がいたんだろう、とのこと。やっぱちょくちょくあるんだな。
夕方から大雨なんだけど、1日に1回はPCR検査を受けないと、この国では生きていけない（正確には生活に支障が出る：48時間以内の陰性証明がないと地下鉄に乗れない、入れない建物がある、など）。
封鎖されていた大学の建物が、5/15の午前0時をもって入れるようになるようだ。
ちなみに毎日の日課になってるPCR検査は、並んでいるうちに専用アプリ（粤核算）で自分のQRコードを表示してるのを読み取ってもらって、あとは順番に座って「あーん」して綿棒で舌の奥をぐりぐりやっておしまい。座ってから5秒くらいでおわる。
ShenzhenFanの中国渡航者の情報共有グループチャットで、日本語対応・日本風味付けご飯・歯磨き粉も日本製・日本のテレビが見える、という隔離ホテルに希望したら入れた、と喜んでいる方がいた。1泊15000円くらい（ご飯別）だそうだ。いろんな価値観の人がいるもんだなあ。